122の企業と団体がブースを並べるドローンの祭典
ドローンに関わる国内外の企業が一堂に会する国際展示会「Japan Drone 2017」が、3月23日から3日間にわたって幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された。一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)が主催するこのドローンの祭典は、ハード、ソフト、サービスを提供する120以上を超える企業、団体が出展。日本におけるドローンの事情を知ることができる、年に一度の最大級のイベントとなっている。
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幕張メッセの国際展示場5にはずらりと各社・団体のブースが並び、その奥には約20m四方のフライトショーケースエリアを設置。随時各社のドローンの飛行展示が行われたほか、25日(土)にはドローンレースDrone Impact Challengeの2017シーズン第1戦が開かれた。また、オープンステージではJapan Drone 2017に併せて開催され、ドローンが撮影した映像による空撮コンテストの表彰式や、過去1年間に発表されたドローンやドローン関連サービスの中から優れた製品やサービスを選ぶBest of Japan Drone Awardの表彰式も実施。さらに幕張メッセの国際展示場では23日、24日の2日間、さまざまなセミナーやパネルセッションが開催された。
昨年のこの展示会では、ドローンの機体をはじめとしたハードウェア・サプライヤーのブースがずらりと並んでいたが、今回はそういったハードウェアよりもドローンを使ったサービスの展示が増えている。また、ドローンの操縦士養成スクールの出展が多く、同イベントを主催するJUIDAの担当者によると、昨年同時期では8校だった認定校が今回の取材時点では64校となっており、JUIDA認定校の出展も数多く見られた。各認定校は単にJUIDAのカリキュラムを実施するだけでなく、空撮やi-Constructionといった、ドローンの活用ノウハウについても学ぶ機会を用意するなど、他の認定校との違いをアピールする展示が多かった。
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それでは多くの展示が見られた各社ブースを随時紹介していこう。