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コラム田口厚

1000whクラスで従来の半分の大きさ!DJI Power 1000 Miniがデビュー[Reviews]Vol.98

容量・使い勝手をほぼそのままに、サイズがPower1000の約半分となったDJI Power 1000 Miniが登場しました

2026年2月10日
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小さいは正義! …ということで、さっそくこの小型モバイル電源をレビューしたいと思います。

Contents
Miniサイズに1000whクラスのモバイル電源を凝縮最大出力を気にしなければベストチョイスな1台

Miniサイズに1000whクラスのモバイル電源を凝縮

1000whクラスと言うと、これまでDJIでは「Power 1000 v2」がありましたが、重さが14.2Kgもあり、大人の男性が両手で持ってやっと運べるくらいの重量感でした。今回登場した「DJI Power 1000 Mini」は、重量11.5Kgでサイズも約半分(Power 500よりほんの少し大きい程度)となり、どこに持って行くにもとても便利なサイズ感となりました。

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Power 1000 Miniの外観デザインはPower 500に似ています。ただし、全面パネルの入出力口の数はPower 500の比ではありません。

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Power 1000 v2との大きさ比較です。約半分の大きさはウソではありません。こうやって見るとPower 1000 v2が巨大に見えます。

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Power 1000 Miniの前面パネルデザインです。右上の伸縮式ケーブルは意外と便利。Power 1000 Miniを使ってみて気づきましたが、使うのはUSB-C端子がほとんどでした。MAX100Wの高出力対応USB-Cの充電が別途ケーブルを挿すことなくできるのはとても使い勝手がよかったです。

Power 1000 v2とPower 1000 Miniの入出力端子の大きな差は下記になります。Power 1000 v2と比較すると多少出力が小さいのですが、USB-Cも100Wあれば大概のものは問題ありません(少なくとも筆者は100W以上の電力を求めるUSB-C対応製品を所有していません)。

  • 最大出力1000W ※Power 1000 v2は2600W
  • SDC(DJI独自規格の高出力DC)端子が1つ ※Power 1000 v2はSDCとSDC Lite
  • USB-Cが100W×2つ(1つは伸縮式ケーブル付属) ※Power 1000 v2は140W×2つ
  • USB-AがMAX12W ※Power 1000 v2はMAX24W
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100Wの伸縮式ケーブル。使わないときはハメコミ式で固定できるので邪魔にならず、使い勝手がいちばんよい端子です。

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伸縮式ケーブル部分のパネルを開けたところ。中に入っているモジュールが交換式となっていますので、USB-C端子が折れたり、ケーブルが断線してもすぐに修理が可能となっています。

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伸縮式ケーブルは80cmの長さがあるのでとても使いやすく、利用率がいちばん多い端子でした。いちいちケーブルを出す手間を省けるだけでなく、Power 1000 Miniを持ち運んだ際にケーブルを忘れてしまっても問題ありません。

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USB系の端子の下にはSDC端子とPower 1000 Mini充電用のAC端子があります。SDC端子はDJI独自企画の端子で、専用ケーブルを使えば高出力でドローンの機体用バッテリーを充電したり、充電用ソーラーパネルを接続したりできます。例えば、DJI Air3Sのバッテリーならば30分で満充電することが可能です。

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AC端子はPower 1000 v2と同じ4口搭載。モバイル電源を持っている理由は人それぞれだとは思いますが、このACを使えるところがやはり便利なところです。筆者は旧Power 1000を所有しているのですがAC端子が2口しかなく、不便を感じているいちばんの要因でもあります。

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本体下部にはLEDランプを搭載。電源を長押しすることで輝度も調整ができます。ドローンの夜間飛行時やキャンプの日暮れ後など、地味に役に立ちそうです。

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11.5KgのPower 1000 Miniは片手で持ち歩くことができました。14.2KgのPower 1000 v2は片手で持ち上げることはできなくはないのですが、それを持って移動することはあまり現実的ではないレベルです。手軽に1000whクラスのモバイル電源を使えるようになったことで、利用シーンがさらに増えそうです。

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オプションのソーラーパネル(100W)を接続して充電してみました。14時頃の日差しで充電してみましたが、80Wほどの出力が出ていました。別売りの「DJI Power ソーラーパネル アダプターモジュール(MPPT)」を使えば、ソーラーパネルを最大3枚(最大400Wまで)接続できますので、屋外で充電することも理論上可能ですね。

ドローンの空撮などで使う分には、機体用バッテリーの充電をしながら同等分をソーラーパネルで補充充電できるのでPower 1000 Miniのバッテリー残量を延命することもできます(Air3Sなら充電ハブは65Wなのでソーラーパネルでそれ以上の発電ができれば理論上Power 1000 Miniのバッテリー残量は減りません)。

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DJI Power 1000 Miniを自動車に持ち込んでみました。運転席と助手席の間にすっぽり入るサイズ感がとてもよく、車内でも活用できました。

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DJI Power 1000 Miniを後部座席側に向ければほどよいランプとスマホやPCの充電などいろいろなことに使えます。意外とLEDランプは使える! …というのが使ってみての印象です。

最大出力を気にしなければベストチョイスな1台

DJI Power 1000 MiniとPower 1000 v2を迷ったときに気になるのは最大出力ではないでしょうか。Power 1000 Miniは1000W、Power 1000 v2は2600Wとなっています。

ただ、最大出力は同時に給電した際の上限となりますので、ご利用シーンの中で使う給電・充電対象の製品の消費電力を確認して問題がなければDJI Power 1000 Miniは強力なモバイル電源の選択肢になるでしょう。

ちなみに、筆者宅のT-falのポットは1250Wあります。このような電気製品を給電の対象としたいのならば、Power 1000 v2以上のスペックを選択してください。しかし、リビングの55インチTVは134W、普段使っているDJI Mavic 4 Proが最大240Wでした。DJI Power 1000 Miniは100W〜400Wの家電を稼働させる際のエネルギー効率が最適化されており、100Wの家電ならPower 1000よりも40分長く稼働させることができます。このレベルの製品が給電・充電対象なら間違いなくDJI Power 1000 Miniでしょう。

モバイル電源の最大の弱点とも言える「重量」を克服してきたDJI Power 1000 Mini。ぜひモバイル電源の選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?

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watanabe 2026年2月10日
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