株式会社アール・エス・シー(以下:RSC)とソフトバンクロボティクス株式会社は、AI警備ソリューションの共同推進を目的に、本日資本業務提携契約を締結した。これにより、ソフトバンクロボティクスはRSCの普通株式180,000株(持株比率5.89%)を取得し、第三位株主となる。また、両社は、ソフトバンクロボティクスが持つ最先端のAI・ロボットなどの技術力とRSCの特徴であるホスピタリティを持った警備力を組み合わせた次世代警備ソリューションを共同で展開し、日本の人手不足問題を抜本的に解決すると同時に、社会インフラのさらなる安全性を目指す。
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概要
資本提携:ソフトバンクロボティクスがRSCの第三位株主に
RSCが普通株式180,000株を発行し、ソフトバンクロボティクスがこれを引き受ける。これに伴い、ソフトバンクロボティクスはRSCの発行済株式総数の持株比率5.77%を保有することになり、RSCの第三位株主となる。
業務提携①:AI・ロボットによる業務効率の飛躍的な向上
RSCがソフトバンクロボティクスから先進的な「SBX AI 警備」※1および清掃ロボットを調達し、RSCが受注提案する新たな施設および契約中の既存ビルや施設に本格導入することにより、従来人手に依存していた警備・清掃業務を自動化し、業務効率の飛躍的な向上とサービス品質の均一化・高水準化を実現する。
「SBX AI 警備」は、異常行動や不審者の検知をリアルタイムで行い、貴重な警備員のリソースをインシデントの対応に割り当てることで、全体の効率化により警備品質の向上を実現する。一方、清掃ロボットは、日常的な清掃業務を自律的に遂行し、人的リソースをより付加価値の高い業務へシフトさせることができる。
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これらの導入により、RSCは顧客に対して「安全性・効率性・省人化」を同時に実現する付加価値のある提案を強化し、既存顧客の満足度向上とともに、新規案件の獲得や大型プロジェクトへの参入機会を拡大し、ブランド価値を高め、競争優位性を確立する。

業務提携②:AI遠隔警備サービス
RSCとソフトバンクロボティクスは今後共同出資会社を設立し、施設の監視カメラを遠隔で監視し、問題が発生した際に警備員が駆けつけるAI遠隔警備ソリューションを提供する予定である。遠隔での監視カメラモニタリングに「SBX警備AI」を活用することでインシデント予兆の100%早期発見を少人数で可能にする。
業務提携③:警備サービスの共創
警備事業におけるDX化は、まだまだ未知数である。現段階ではあらゆる可能性を検討するためにも、ソフトバンクロボティクスが提供する技術・データを活用して実証実験を繰り返すことにより、新たなビジネスモデルを構築し、業界のデファクトスタンダードの確立を目指す。
なお、RSCはそのための専門部署を新たに立ち上げ、今後ソフトバンクロボティクスと共創していく。