Exotec SASの100%子会社である Exotec Nihon株式会社は、韓国の大手ファッションプラットフォームである株式会社MUSINSAと協業し、同社の新物流センターにおける自動化プロジェクトを推進することを発表した。
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本プロジェクトは、京畿道驪州(ヨジュ)市に新設されたMUSINSA物流センターに、Exotecの3次元ロボット型倉庫自動化システム「Skypod(スカイポッド)」を導入するもので、韓国の物流センターでは初めてのSkypodシステムの大規模採用となる。ファッション業界では、数万点規模の商品を同時に管理する必要があるほか、シーズンごとの商品入れ替えやセール時の物量増加など、複雑かつ変動の大きい物流運営が求められる。Skypodシステムは、こうした課題に対応するため、入出庫やピッキング工程を自動化し、処理能力と作業精度の向上に寄与する。
Exotecは本プロジェクトにおいて、ロボット、ラック、制御ソフトウェアを含む主要な自動化システムを提供する。将来的な物量増加を見据え、ロボットを段階的に追加できる拡張性を持たせた設計としている。
MUSINSAは、配送スピードと品質のさらなる向上を目的に、物流インフラへの投資を強化している。Skypodは、高い処理能力に加え、システムの柔軟性と拡張性を備えており、多品種・高回転が求められるファッション物流に適している点が評価された。
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Skypodシステムは、倉庫内の空間を立体的に活用する3次元移動ロボットを採用しており、最大14メートル高のラックに対応する。ロボットは高速走行と垂直移動を可能とし、高密度保管と効率的なピッキングを実現する。これにより、高層構造が多い物流施設においても、限られたスペースを有効に活用できる。
また、安全面では、ラック内部に設置するインラックスプリンクラーを前提とした設計を採用した。天井型スプリンクラーのみでは対応が難しい高層ラック環境においても、初期火災の抑制や延焼防止に配慮した構造となっており、FM Globalの安全基準(FM Global 8-34)にも準拠している。
Exotecは、今回のMUSINSAとの協業を、韓国のファッションおよびEコマース分野における重要な実績と位置付けている。韓国を代表するプラットフォーム企業への導入は、今後のアジア太平洋(APAC)地域での事業拡大に向けた基盤となる。
Exotecはこれまで、ユニクロやデカトロン(DECATHLON)など、グローバルな小売・Eコマース企業向けに自動化システムを提供してきた。今回のプロジェクトは、こうした海外での実績が韓国市場へ展開する重要な一歩となる。
Exotec CEO ロマン・ムーラン氏 コメント
韓国はアジアでも特に成長著しいEコマース市場であり、アパレル分野では物流の高度化が重要なテーマとなっています。MUSINSAとの協業は、当社の技術が同市場で評価された結果であり、APAC地域での展開を加速させる契機になると確信しています。
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Exotec 韓国支社長 呉智錫氏 コメント
Skypodは、高い処理能力、拡張性、そして安全性を兼ね備えた倉庫自動化ソリューションです。今回の導入は、韓国市場における当社技術の信頼性を示すものと考えています。今後もファッションやEコマース分野を中心に、物流自動化の支援を推進してまいります。