「TAKANAWA GATEWAY CITY」において、ASKA A5の実物の3分の1サイズの模型を展示する。また、ASKA A5の試作第1号機による実際の飛行・走行テストの映像を公開し、空飛ぶクルマを活用した新しい観光体験を提案するとしている。
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陸空両用の空飛ぶクルマ「ASKA A5」
ASKA A5は4人乗り(パイロット1名、乗客3名)の空飛ぶ車で、6つのプロペラによる垂直離着陸機能と、小型飛行機のような前方飛行モードを兼ね備えている。
また、翼を格納するとSUV程の車両となり、走行が可能。既存のインフラを活用し、充電や駐車が容易なため、最小限の設備投資で環境に優しく、迅速な移動ができる。この技術は、観光用途だけではなく、災害時の緊急輸送や過疎地域の交通手段にも活用でき、地方創生にも役立つことが期待されている。

ASKA A5の主な特徴
- 飛行性能
飛行航続距離:約400km
最高飛行速度:時速約240km - プラグインハイブリッド方式
バッテリーとガソリンエンジン(レンジエクステンダー)を搭載し、飛行中に充電可能 - 試作第一号機は米国連邦航空局(FAA)による特別耐空証明を取得済み
500回以上の飛行テスト飛行を実施
垂直離着陸、空中停止飛行(ホバリング)の安定性を確認 - 米国自動車管理局(DMV)よりナンバープレートを取得し、公道走行テストも実施中
商用化に向けた取り組み

ASKAは現在、米国FAAの型式証明取得手続きを進めており、2028年の商用化を目指している。ASKA A5の販売価格は78万9000ドルで、すでに個人・企業・医療関係団体などから多数の予約を獲得しているという。
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今後の展望
ASKAとJR東日本は空飛ぶクルマの社会実装に向けた可能性を探りながら、次世代のモビリティを活用した持続可能な都市開発や観光サービスの実現を目指すとしている。