ドローン操縦者なら海上や湖上でドローンでドローンを飛ばす時に水没しないかとハラハラした経験があるのではないでだろうか。ドローンスタートアップのDroneRaftsは軽量型のフロートデバイスWaterStrider(日本語で「アメンボ」)を製作した。WaterStriderはDJI Phantom 3(もちろん4も可能)を想定して作られている。
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WaterStriderの重量はたったの300gで、4つの足に浮き袋(ポッド)がついたフレームから成る。WaterStriderのデザインチーム曰く、このドローンは単にフロートできるドローンというだけでなく、水没の心配なく飛ばすことができ、操縦者の心境の変化についても良い影響も主張している。実際、WaterStriderと既存の着陸補助装置を比べてみても、明らかにWaterStriderの方が厳しい環境(水環境に限らず)や予期せぬ着陸に適していることは一目瞭然だ。
ただし、WaterStriderの装着によりドローンのスピードは少し落ち、強い風などが当たると安定感も崩れてしまうかもしれないが、先ほど述べたように操縦者はそれを上回る安心感を得ることができる。また、屋外でWaterStriderを装着したドローンを飛ばして撮影をする時、ポッドの一部が映像の一部に写り込んでしまう可能性があるかと心配な方もいるかもしれないが、DroneRaftsによれば強引な操作をしなければ問題はないとしている。
すでにKickstarterのプロジェクト目標額も達成し、今夏にも出荷できる予定としている。