ソニーマーケティングのブースでは35ミリフルサイズ、Exmor R CMOSセンサーを搭載した、有効画素数約6100万画素のデジタル一眼カメラ「α7R V」などを活用した点検ソリューションが紹介された。

さらに「LiDARデプスセンサー新商品」と大きく紹介されていたのが「AS-DT1」だ。屋外晴天下で10m以上の測距レンジを持つものとしては世界最小・最軽量のもので、その大きさは29mm×29mm×31mmのほぼ立方体。重さは50g以下(暫定数値)となっている。
LiDARは機器から照射するレーザーが対象から反射して返ってくるまでの速さで距離を測る。AS-DT1はとても小型ながら性能は高く、独自開発したdToF測距モジュールにより、10mから計測した場合、屋外・屋内とも±5cmの誤差で測れる。また、長い測距レンジを備えており、真夏の晴天の屋外でも20m程度の距離から正確な測距を可能としている。屋内であれば40mだ。

とても小型であることからデプスセンサーを組み込むスペースや大きさに制約があるドローンへの搭載などを見込む。担当者は活用方法について以下のような考えがあると説明した。
老朽化が進む橋脚の点検に使用できるのではと考えています。橋脚から20m程度離したところでドローンを飛行させ、本機で測距します。橋脚にエラーがなければ距離は一定になるはずですが、欠けるなどしていれば数値に変化が生じます。このデータを拾っていけば橋脚の状態を把握することができます
今回は来場者に本機を見てもらい、ユースケースをヒアリングするため出展したという。2026年春に発売予定。今後、どのように開発が進められ、ドローンとコラボレーションするのか楽しみだ。
