DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Reading: FIAとフォーミュラE、契約を延長する歴史的合意
Share
DRONE
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
検索
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
Follow US
© 2013-2022 DRONE. All Rights Reserved.
ニュース

FIAとフォーミュラE、契約を延長する歴史的合意

フォーミュラE世界選手権をさらに10年延長

2025年7月30日
FIA とフォーミュラ E、契約を延長する歴史的合意
SHARE
  • FIAとフォーミュラEは、現在の契約終了後となる2038年から10年間、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の開催権を延長する複数年契約を締結
  • この契約延長により、電動モータースポーツの最高峰である本選手権は、長期的な成長戦略の実現と将来的な投資機会の創出という新たな可能性を手にすることになる
  • フォーミュラEは設立以来、前年比20%の成長を継続。ファンエンゲージメントと参入メーカー数も拡大中

モータースポーツの世界統括機関であり、モビリティ関連団体の国際連盟であるFIA(国際自動車連盟)は7月25日、フォーミュラE・ホールディングス(リバティ・グローバルが筆頭株主)との間で、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の継続的なプロモーションに関する複数年契約を更新する重要な合意を発表した。同契約は、すべてのマシンが電動であるシングルシーターカテゴリーにおけるFIA世界選手権の地位を、今後も継続的に支えるものだ。

- Advertisement -
Contents
コメントモハメド・ビン・スライエム(Mohammed Ben Sulayem, FIA 会長)クレイグ・エドモンドソン(Craig Edmondson、FIA チーフ・コマーシャル・オフィサー)マイク・フリース(Mike Fries, リバティ・グローバル CEO)ジェフ・ドッズ(Jeff Dodds, フォーミュラE CEO)

この新たな合意により、フォーミュラEは国際モータースポーツの最前線で、輝かしい将来を築くための礎を固めた。この合意は、選手権の成長を加速し、さらなる投資を呼び込み、世界的な影響力を高めるとともに、自動車産業における持続可能なイノベーションの推進にも貢献するための、力強い舞台を提供する。

FIA とフォーミュラE、契約を延長する歴史的合意

現行の計画では、フォーミュラEは引き続き段階的かつ野心的なマシン開発戦略を展開し、最高速度の向上、加速性能の強化、空力性能の進化、タイヤ性能の向上などを実現していく。これにより、世界のモータースポーツの中でも最も接戦かつ競争力のあるレースを生み出し続けることを目指す。これらの進化は、一般消費者やEV市場全体との関連性を高め、レースで培った技術の市販車への技術移転(テクノロジー・トランスファー)を促進するものだ。

今回の長期契約延長により、フォーミュラEはこうした取り組みをさらに拡大できる体制が整い、FIA世界選手権としての明確な長期ビジョンと支援を得て、今後のさらなる成長が可能となる。また、戦略的な長期パートナーシップの構築や、ファンとのつながりを拡大する新たな可能性も拓かれる。

- Advertisement -

2030年までに、電気自動車が世界の新車販売の40%以上を占めると予測されており、リチウムイオン電池の世界生産量も2030年までに3倍に増加すると見込まれている。こうした状況の中で、フォーミュラEおよびこの分野の技術進化は、かつてないほど重要となっている。この変化の中心にあるABB FIA フォーミュラE世界選手権は、現代の電動レーシングにおける可能性を体現し、将来の市販車の技術を形成するうえで先駆的な役割を果たしている。

2025年初頭に登場した「GEN3 Evo」マシンは、パフォーマンス面で飛躍的な進化を遂げた。

  • 0-60mph加速が、わずか1.82秒(約0-100km/h加速が1.86秒)となり現行F1マシンより30%速い
  • 最高速度は時速200マイル(約320km/h)
  • レース中に必要なエネルギーの約50%を、レース中の回生によって補うことが可能

また、持続可能性を重視した設計として、タイヤには35%のリサイクル素材が使用されており、ボディワーク(車体外装部)には再生カーボンファイバーや天然繊維が取り入れられている。

ポルシェ、ジャガー、日産、マセラティ、ステランティス、マヒンドラ、ローラ・ヤマハといった世界を代表する自動車メーカーが参戦するフォーミュラEは、現在、FIA公認の電動シングルシーター世界選手権として唯一のシリーズで、激しいバトル、最先端技術、持続可能性を重視したリーダーシップという要素を融合させた独自の選手権だ。

2014年に北京で初開催されたフォーミュラEは、今や世界的なモータースポーツの成功事例となった。年間20%の成長を維持しながら、現在では世界中に約4億人のファンを抱え、テレビ視聴者数は約5億人に達している。世界トップレベルの11チーム・22名のエリートドライバーが、モナコ、東京、ロンドン、上海、マイアミなど、世界で最もアイコニックな都市を舞台に、社会的意義を伴ったスリリングなレースを繰り広げている。

- Advertisement -

フォーミュラEは、持続可能性の旗手として、ESG(環境・社会・ガバナンス)分野において世界トップのスポーツと評価され、3年連続で首位を獲得している。また、輸送における温室効果ガス排出量の継続的な削減や、開催都市でのレガシー創出を目的とした「Better Futures Fund(ベター・フューチ ャーズ・ファンド)」の取り組みにより、フォーミュラEはより力強く、より社会的影響力のある未来に向けて進化を続けている。

フォーミュラE

コメント

モハメド・ビン・スライエム(Mohammed Ben Sulayem, FIA 会長)

ABB FIAフォーミュラE世界選手権を管轄する契約の延長は、モータースポーツ全体にとって非常に素晴らしい成果であり、FIAが掲げる“モータースポーツのあらゆる領域における長期的な安定性・革新・成長の促進”という継続的な戦略を明確に反映するものです。

この重要な節目は、イノベーション、持続可能性、そして技術的進歩に対する私たちの強いコミットメントを改めて示すものであり、これらは本選手権の独自性と存在意義の中核をなすものです。また、世界中からの参加を増やし、誰もがアクセスしやすいモータースポーツを実現するという、より広い目標とも一致しています。私たちは、フォーミュラEとともにこの歩みを続けられることを大変嬉しく思っており、今後もサーキット内外で本選手権がさらなる成長を遂げていく姿を見ることを楽しみにしています。

クレイグ・エドモンドソン(Craig Edmondson、FIA チーフ・コマーシャル・オフィサー)

フォーミュラEは、その創設以来、目覚ましい成長を遂げただけでなく、モータースポーツ業界におけるサステナブル・イノベーションの先駆けでもありました。今回の合意は、FIAおよびフォーミュラEにとって画期的なものであり、今後数年間にわたってこの選手権と協業きることを非常に楽しみにしています。

マイク・フリース(Mike Fries, リバティ・グローバル CEO)

私たちはフォーミュラEの創設当初から、その可能性を信じてきました。今回の延長合意は、未来への確信をさらに強めるものです。最先端技術、白熱したレース、そして明確な社会的ミッションを兼ね備えたフォーミュラEは、“未来のモータースポーツ”そのものです。

FIAの継続的な支援を受けることで、私たちはこの競技のスケールアップ、世界でのファン層の拡大、そして電動レースの限界を押し広げる次なるステップに進むことができます。新たな合意のもと、フォーミュラEはこれまで以上に、“革新的で、包摂的で、持続可能なモータースポーツの未来”を定義する存在となり、世界中で次世代のファン、ドライバー、パートナーを魅了していくことでしょう。

ジェフ・ドッズ(Jeff Dodds, フォーミュラE CEO)

フォーミュラEは創設以来、世界中の数億人のファンに支持され、トップクラスのチームとドライバーが電動レーシングを選ぶという、まさに驚異的な成長を遂げてきました。今回の長期契約の延長により、私たちはブランド強化、製品投資、そしてフォーミュラEの代名詞となった魅力的なレースの提供を、より一層推進していくことができます。この合意によって、フォーミュラEが世界のモータースポーツに与える影響は、真に変革的なものになるでしょう。

▶︎FIA

DJI Matrice 4Tが広大な遊水地上空で活躍。DJI Dock 2も投入、ドローンによる「ヨシ焼き」残火確認 現場レポート
2025年3月21日
大林組とKDDIスマートドローン、ドローンポート「DJI Dock 2」を活用し能登半島で道路工事の作業効率化を推進
2024年11月20日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![後編]
2024年9月30日
ドローン操縦スキル上達のために。DPA回転翼3級から国家資格がベスト![前編]
2024年9月30日
TAGGED: EV, fia, フォーミュラE, モビリティ
inoue 2025年7月30日
Share this Article
Facebook Twitter Copy Link Print
Share
Previous Article 東京海上アセットマネジメント、「東京海上・宇宙関連株式ファンド」の純資産総額が2,000億円突破を発表
Next Article 「BEPポート|防災システム」、津波警報に伴い初稼働 ブルーイノベーション、「BEPポート|防災システム」を7月30日津波警報に伴い初稼働
- Advertisement -

最新ニュース

インターステラテクノロジズ、ロケットZERO製造体制強化の新たな拠点として東北支社を開設
インターステラテクノロジズ、ロケットZERO製造体制強化の新たな拠点として東北支社を開設
ニュース 2025年12月19日
アイサンテクノロジー、レベル4自動運転技術の許認可取得に向けて実証~自動運転バス試乗体験や出発式を京田辺市と木津川市で実施~
アイサンテクノロジー、レベル4自動運転技術の許認可取得に向けて実証~自動運転バス試乗体験や出発式を京田辺市と木津川市で実施~
ニュース 2025年12月19日
Antigravity、世界初の8K 360度全景ドローン「Antigravity A1」を日本で発売
Antigravity、世界初の8K 360度全景ドローン「Antigravity A1」を日本で発売
ニュース 2025年12月19日
AFEELA、「PS リモートプレイ」を世界で初めて車内エンタテインメントとして導入
ソニー・ホンダモビリティ、AFEELAに「PS リモートプレイ」を世界で初めて車内エンタテインメントとして導入
ニュース 2025年12月18日
エアロネクスト、軽井沢で渋滞・防災などの課題解決に向けたドローン物流の実証実験を実施
エアロネクスト、軽井沢で渋滞・防災などの課題解決に向けたドローン物流の実証実験を実施
ニュース 2025年12月18日
- Advertisement -

関連記事

アイサンテクノロジー、レベル4自動運転技術の許認可取得に向けて実証~自動運転バス試乗体験や出発式を京田辺市と木津川市で実施~
ニュース

アイサンテクノロジー、レベル4自動運転技術の許認可取得に向けて実証~自動運転バス試乗体験や出発式を京田辺市と木津川市で実施~

2025年12月19日
AFEELA、「PS リモートプレイ」を世界で初めて車内エンタテインメントとして導入
ニュース

ソニー・ホンダモビリティ、AFEELAに「PS リモートプレイ」を世界で初めて車内エンタテインメントとして導入

2025年12月18日
明和観光×ピクセルインテリジェンス、自動運転車両RoboBus 移動式観光実証実験を実施
ニュース

明和観光×ピクセルインテリジェンス、自動運転車両RoboBus 移動式観光実証実験を実施

2025年12月18日
AiRO、25トン自動運転トーイングトラクター羽田空港での実用化実績を踏まえ、工場・港湾の物流向け販売パートナー企業様を全国で募集開始
ニュース

AiRO、25トン自動運転トーイングトラクター羽田空港での実用化実績を踏まえ、工場・港湾の物流向け販売パートナー企業を全国で募集開始

2025年12月17日
Previous Next

DRONEとは

DRONE(https://drone.jp/、以下本サイト)は、ドローンやマルチコプターについての本格的な解説やおすすめ、最新情報を発信する日本初のメディアとして、「Explore the Future」をタグラインに2015年スタートしました。

2022年、時代とテクノロジーの急速な進化を押さえ、ドローンを起点に、「空飛ぶクルマ」、「自動運転」、「AI」、「ロボティクス」、「電気自動車(EV)」、「宇宙関連」など、時代を変えていく国内外のテクノロジーについて、幅広くみなさまにお伝えします

メディアパートナー

ページ一覧

  • Home
  • DRONE
  • MOBILITY
  • SPACE
  • ROBOTICS
  • 特集
  • コラム
  • ニュース
  • ABOUT US
  • プライバシーポリシー

アーカイブ

姉妹サイト

PRONEWS(プロニュース)は、デジタル映像制作専門情報Webメディア

DRONE
Follow US

© 2013-2023 DRONE. All Rights Reserved.

Welcome Back!

Sign in to your account

Lost your password?