ヤマハブース(東5ホール)では、世界初披露のワールドプレミア6モデルを含むモーターサイクルや電動コミューター、eBike(電動アシスト自転車)などを出展。また、YAMAHAブランドをともに使用するヤマハ株式会社の協力により、同社の音響技術や製品等を紹介するほか、ふたつのヤマハの先進技術を活かしたステージ演出等を実施する。
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ヤマハブースの主な出展物
ワールドプレミア 初披露となる出展物
- MOTOROiD2(参考出展車)
- TRICERA(参考出展車)
- ELOVE(参考出展車)
- E-FV(参考出展車)
- Y-00Z MTB(参考出展車)
- Y-01W AWD(参考出展車)
その他の出展物
- TMW(参考出展車)
- YXZ1000R(水素エンジン搭載)(参考出展車)
- モバイルロボットアーム(特別出展物)
- Real Sound Viewing(特別出展物) 協力:ヤマハ株式会社
- Active Field Control(AFC)(特別出展物) 協力:ヤマハ株式会社
- Charlie(特別出展物) 協力:ヤマハ株式会社
- Rock me on(特別出展物) 協力:ヤマハ株式会社
- solo/classic(特別出展物) 協力:ヤマハ株式会社
- YZF-R3 AMSAS (参考出展車)
- TY-E 2.2(競技車)
- MOTOROiD(参考出展車)
- XSR125(市販予定車)
- MT-125(市販予定車)
- YZF-R125(市販車)
- YZR500(0W70)(競技車)
- 次世代電動操船システム HARMO(特別出展物)
ヤマハブース以外の出展物
( )内は出展場所
- E02+(Tokyo Future Tour)
- E01(屋外試乗体験ゾーン)
- E‐Vino(屋外試乗体験ゾーン)
- TRITOWN(屋内試乗体験ゾーン)
- YZF-R1(モータースポーツ展示ゾーン)
- PW50(自動車整備士体験ゾーン)
- YZR-M1(モータースポーツ展示ゾーン)
- FG-01/eve auto(Tokyo Future Tour)
- AR-07(自動運転レベル4対応)(Tokyo Future Tour)
出展物の紹介
MOTOROiD2(参考出展車)
未来における人とマシンのインターフェースとは、果たしてどのようなものか? モビリティに知能化技術を融合させ、その概念を検証する実験モデル。ヤマハ発動機では、人とマシンがパートナーのように呼応し合う親密な関係になれば、そこに「未知の人機官能が生まれるはず」と仮説を立て、「MOTOROiD」(2017年発表)から継続して技術やデザイン等の研究・開発を行っている。
「MOTOROiD」の進化モデルと位置づける「MOTOROiD2」は、オーナーを認識して起き上がり、伴走し、その背に乗せて走行する生き物のような生命感と、「人生の伴侶」のような存在感をもつパーソナルモビリティだ。自らをセンシングして不倒状態を保つバランス制御「AMCES」や、オーナーの意思をくみ取りながら状態を判断する「画像認識AI」の深化、さらにこれまでの二輪車には存在しなかった新たなストラクチャー"LEAF"を身にまとうなど、人とマシンの呼応に特化したスタイリングを主な特徴としている。
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TRICERA(参考出展車)
操縦する悦びを探求する、3輪パッケージのフルオープンEVのコンセプトモデル。「Urban Exciting Mobility ~心身とマシンがひとつの有機体となる~」をコンセプトに開発している。オープンエアの圧倒的な解放感の中で、3輪&3WSによる新しいドライビングの感動体験を創出するパーソナルモビリティだという。
後輪の同位相・逆位相による旋回中心変化のコントロール性から導き出した人間中心のパッケージングに加え、後輪操舵の手動モードも選択可能にすることで、新たなドライビングスキルの習得と成長の悦びを提供するとしている。
モビリティが自動運転化に向かう今こそ、ヤマハ発動機はもう一度、ゼロから「人間が操縦することで生み出される感動」を探求する。
ELOVE(参考出展車)
ELOVEは、"Game changing !"をコンセプトに、電動スクーターに「AMSAS」を搭載したモデル。ヒト型自律ライディングロボット「MOTOBOT」(2015年発表)や「MOTOROiD」の研究で獲得した技術を基盤に開発した二輪車安定化支援システム「AMSAS」は、特に歩行速度のような極低速運転における転倒不安や疲労からライダーを解放し、安心・快適に二輪車を楽しむための技術だ。
スタンダードなモデル(写真)と、原付スクーターで通学する離島の高校生や、プロ車いすプレーヤーとの共創活動で生まれた車両の2台を展示する。
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E-FV(参考出展車)
「電動モビリティの楽しさの探求」を目的に、若手エンジニア有志が楽しみながら開発したファミリーで楽しめる電動ミニバイク。電動トライアルバイク「TY-E」のパワーユニットを搭載し、シフトチェンジを要さず、走りに集中できるファンビークルを目指したという。
EVならではの静粛性に加え、サウンドデバイス「アクティブ・サウンド・コントロール」を搭載することで、起動音や終了音、エンジン車のエキゾーストサウンド等の音を楽しめる。
Y-00Z MTB(参考出展車)
"Yamaha Motor Off-road DNA"をコンセプトに開発したeMTBの技術提案。分割式ドライブユニット構造と、電動アシスト自転車「PAS」で実績のある磁歪式トルクセンサーを搭載したEPS(エレクトリック・パワー・ステアリング)の組み合わせで、オフロード走行における優れた操作性と安定性の両立を実現する。
Y-01W AWD(参考出展車)
センターモーターと前輪ハブモーターを組み合わせた、両輪駆動のアドベンチャーeBike。ツインモーターの協調制御、長距離ライドを可能にするツインバッテリー、幅広タイヤ等の採用による走破性で、走れるフィールドの拡大を提案するコンセプトモデルとなっている。
TMW(参考出展車)
車両実験部の有志が考案したLMW※初のオフロードアドベンチャーモビリティ。左右独立制御のフロント2輪でさまざまな路面状況に対応する走破性と、LMW機構と連動して傾斜時にも水平を保つ大型キャリアの優れた運搬性で、出かけたくなる気持ちを後押しするとしている。前輪はインホイールモーター駆動、後輪はエンジン駆動のハイブリッド車だ。
※リーン(傾斜)して旋回する3輪以上の乗りものの総称
YXZ1000R(水素エンジン搭載)(参考出展車)
水素用直噴インジェクターを使用し、CO2を排出しない※100%水素エンジンを搭載したROV(四輪バギー)。水素エンジンは、脱炭素と内燃機関を両立させる可能性を秘めた技術だ。走行時の音や振動など、内燃機関の持つ魅力を未来につなげるために、同社ではその可能性を探求しているという。
※極微量のエンジンオイル燃焼分を除く
モバイルロボットアーム (特別出展物)
ヒトの代わりに作業を行うロボットと、自律移動台車を組み合わせたモバイル協働ロボット。人間の腕と同じ自由度をもつ7軸のロボットアームを搭載し、障害物などを避けながらヒトと同じ空間で作業できる。アーム部はコンプライアンス制御により、ヒトの力覚に近い動作を実現する。
Real Sound Viewing(特別出展物)
ヤマハが"ライブの真空パック"をコンセプトに技術開発を進めている、アーティストの演奏をそのまま保存し再現するシステム。音のデジタル化技術や、トランスアコースティックといった新たな発音技術に、映像を組み合わせることで、臨場感あふれるバーチャルライブを実現する。
Active Field Control(AFC)(特別出展物)
あらゆる空間において、音を自在にコントロールし、最適な音環境を創り出すことができるヤマハのイマーシブオーディオソリューション。空間の響きを最適化する音場支援システム「AFC Enhance」と、音の定位を自在にコントロールする音像制御システム「AFC Image」があり、多種多様なアプリケーションにおいて、複雑な音響演出の要求に応えるという。今回の出展ではこのAFCをヤマハブース全体に用い、周囲とは異なる音空間を創り出すとしている。
Charlie(特別出展物)
ボーカロイドや自動作曲技術を活用した、ヤマハのコミュニケーションロボット。ユーザーが話しかけると、言葉をメロディに乗せて会話する。歌で返答することでユーザーの気持ちをリラックスさせ、心を緩めるようなコミュニケーションができる"うたロボ"だ。
今回展示するCharlie※はジャパンモビリティショー2023向けの特別版です。ヤマハ発動機がAI知識学習とキャラクターチューニングを実施、歌生成にはヤマハの歌生成AIを活用している。
※生産完了品
Rock me on(特別出展物)
世界最大規模のデザインイベント「ミラノデザインウィーク2023」にヤマハが出展した"You Are Here"展から、My First Yamahaの象徴として、子どもにとって初めての乗りものとなり、楽器ともなる「木馬」を出展する。
solo/classic(特別出展物)
楽器とともに暮らすことが楽しくなる家具としてヤマハがデザインし、家具メーカーMEXARTS社が製造した、アコースティックギタースタンドとクラシックギターフレームです。ギター演奏時にはハイスツールとベンチとして使用できる。
「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」 コンテンツ発表。搭乗できるロボットや大型ドローンも展示予定[JMS2023]