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特集

ボーダック、格安VTOL型練習用ドローン「Albabird-XL VTOL」を発表。国家資格化を見据えた低価格モデル [CSPI2026]

ボーダックは5.7GHz帯VTXの産業用無線機器の国内販売を手掛けるほか、各種ロボットの受託開発を行っている

2026年6月19日
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Albabird-XL VTOL。翼長1500mm、長さ1060mm、高さ340mm。主翼を折り畳めるので小型の自動車のトランクで輸送できる

自社内にカーボン配合素材にも対応する3Dプリンター工場を持ち、顧客のアイデアを形にするラボのような役割を果たしている。過去には壁やオーバーハングを360°登れる「壁登りドローン」の特許も取得している。

陸上ドローンや水上ドローンが展示された同社のブースのなかで異彩を放つ存在だったのが、固定翼を持つVTOL型ドローン「Albabird-XL VTOL」だ。木で作った骨組みに発泡スチロールで肉付けした機体で、他社の産業用VTOL機が1000万円程度すると言われるなか、モーター、モーターのスピードを調整するESC、機体のコントロールに使うサーボがついて21万8000円と格安。実際に飛行させるには、別途フライトコントローラーやGPSセンサーを用意する必要があるが、それでも合計30万円程度で飛行できるパーツがそろう。担当者は開発の意図を以下のように説明する。

担当者:これから操縦を学ぶ人が数千万円もする産業機で練習するのは極めてプレッシャーが大きく現実的ではありません。そこで、もし墜落させて壊しても安価ですむ練習機として開発しました。ハードウェアの価格は安いですが、Misson Plannerなどのフライトソフトを使ったウェイプポイント設定やオートミッションの構築はできるので、産業機で学ぶことと同じ内容を身につけられます。

実際の飛行についてみてみよう。4つのローターで揚力を稼いで離陸後、所定の高度(70〜100m)と速度に達して飛行機(FW)モードに変更すると、自動的にローターが停止する。以降は翼の揚力と機体後部のプッシャーで燃費よく巡航し、帰還時には再度ローターを稼働させて垂直着陸を行うという、VTOLの挙動を完全に再現している。

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機体の後部に取り付けられたプッシャー。推力を発生させる

今後、国家資格「無人航空機操縦者技能証明」にはVTOL型が設けられる見通しだ。その際、飛行機型の練習も求められる可能性がある。本機は資格取得に向けた訓練に大いに活用できるだろう。

TAGGED: CSPI 2026, ドローン, ボーダック, ロボット
watanabe 2026年6月19日
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