「レンジエクステンダー」と呼ばれるエンジンを搭載し長時間飛行可能なハイブリッド型ドローン「GLOW.H Rev2.0」や、水底を計測可能なグリーンレーザーを照射するドローン搭載用スキャナー「TDOT 7 GREEN LITE」などを開発・販売しており、ブース内では最新機器を展示した。
同社は今回のCSPIに合わせてコンセプトモデルを3品出展した。ドローンは2種、レーザースキャナーは1種が展示され、いずれも意欲的なモデルだった。
「GLOW. AW CONCEPT」は風雨に強いドローンというコンセプトのもとに設計されている。そのために採用されたのが、通常の産業機よりも小さなプロペラだ。通常、揚力を稼いだり、静音性を高めたりするためには大きなプロペラのほうが有利。だが、羽が大きいとそのぶん風にあおられやすい。そこであえてプロペラを小型化して風への抵抗力を高めた。風速25m(25m/s)でも飛行できる機体を目指して開発している。


燃料にバッテリーを採用しているため長時間飛行には向かないが、台風通過直後など、まだ風が強く通常のドローンの飛行が難しい環境下で、周辺状況を監視するといった用途が想定されている。
大雨の中など全天候で飛行可能なドローンを目指して開発を進めているのが「GLOW.WP CONCEPT」だ。アミューズワンセルフが得意とするレンジエクステンダー搭載型のハイブリッドタイプで長時間にわたり巡視飛行ができるようになっている。機体上部には360度LiDARを設置し、全周囲50mまで障害検知を可能とする。機体後部にはパラシュートを格納しており、万が一に備えた対策も施されている。

屋内での飛行実験は完了しているが、このまま販売するというよりも、基礎技術の蓄積の意味合いが強い機体とのことで、今後は顧客の要望を採り入れながら、仕様의 最適化をはかる。
レーザースキャナー「TDOT OBLIQUE CONCEPT」は現状よりも性能を向上させたグリーンレーザーをデュアル搭載する意欲的なシステムを採用。これにより毎秒640,000の計測レートを実現するという。現状では重量がありペイロードして搭載するにはギリギリのため、今後はより軽量化を目指す。
