また、業務に活用できるペイロード各種も展示された。そのなかでも注目を集めていたのが「DJI Zenmuse L3」だ。
2025年11月に発売開始されたDJI Zenmuse L3は最大950m先まで測量が可能なLiDARを搭載した高性能なレーザースキャナー。また、1億画素の4/3型CMOS RGBセンサーをデュアルで装備しており、精度の高い測量を効率よく実施できる。LiDARとRGBのデータを同時に取得できるので、1回の飛行でオルソ画像など、様々な成果物を生成できるのも大きな特徴だ。担当者によれば、すでにかなりの台数が出荷されているという。

DJI Zenmuse L3で取得したデータは解析ソフト「DJI Terra」に取り込んで処理を行う。従来の3Dモデルや点群データの作成が可能だが、最近話題を集めている「3Dガウシアンスプラッティング」にも対応している。3Dガウシアンスプラッティングとは、楕円形のデータを重ねて表示して立体的な構造を再現する手法のことで、点群などよりもなめらかで実写に近い表現ができるという。
DJI Zenmuse L3を購入すれば3Dガウシアンスプラッティング生成機能を標準で利用できる。ユーザーからは「通常の点群と比べて解像度が跳ね上がったようだ」「圧倒的に綺麗に映る」といった驚きの声が上がっているという。今後普及が進む技術の可能性があり、早めに情報をキャッチアップすることが大切になりそうだ。
産業機の導入モデルであるMatrice 4シリーズも展示された。Matrice 4Eは1/3インチのCMOSセンターを搭載した光学カメラを使って測量が可能で、建設や土木測量の現場で利用が進んでいる。Matrice 4Tは赤外線カメラが利用でき、ソーラーパネルの点検を行う事業者から支持を集めている。近年問題となっているクマをはじめとした獣害対策としての利用も検討されているという。


ドローンの自動運用ソリューションを支えるDJI Dock 3を、工場の防犯に導入したいという事業者が現れている。DJI Dock 3には人を検知したら自動的にドローンが飛び立ち、監視に向かう「トリガーワークフロー」機能が備えられており、高度な防犯体制が構築できるようになっている。
