写真はマイクロ・ドローンで撮影した天井内の状況
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Osaka Metroは、株式会社アイ・ロボティクスと共同で、2020年2月中旬から駅のホーム天井内の構造物点検にマイクロ・ドローンを導入する。
これまで、駅ホームの天井裏にあるコンクリート構造物を点検する際には、点検用足場の設置や天井仕上げ材を撤去する必要があったが、マイクロ・ドローンの導入によって、それらの必要が無くなり、点検期間の短縮、保守作業員の労力軽減が図れるなど、点検作業の効率化に加え省力化も図るという。
今後は、地下トンネルの高所部、マンホール内などの狭隘部や高架構造物等の点検においてもロボット技術を活用し、点検作業の効率化および省力化を図るとしている。
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■導入による効果
(1)点検作業の効率化および省力化
- 点検用足場の設置や天井仕上げ材の撤去が不要による点検期間の短縮
- 点検に要する保守作業員の労力軽減
- 構造物の詳細確認箇所を高精細画像により確認が可能
(2)保守作業員の安全性の向上
- 点検足場上などの高所部や狭い天井内の移動を伴う立ち入りが不要
■マイクロ・ドローンの特徴
- 本体:幅約10cm(手のひらサイズ)
- 360度全天球カメラ、4Kカメラ搭載可能
- 4方向LEDライト搭載可能
- 重さ約100g