株式会社Liberaware(千葉県)とVFR株式会社(愛知県)は、ドローンの技術開発および量産体制構築に関する業務提携に関する覚書を締結した。

インフラ点検や防災、建設、製造現場などでドローン活用のニーズが高まる一方、実運用を前提とした製品開発や、安定した品質を担保する量産体制の構築は国内ドローン産業の課題だ。
Liberawareは狭小・暗所空間に特化した産業用ドローンの開発・提供を通じて、現場起点の製品企画と社会実装の実績を積み重ねてきた。一方のVFRは、ドローンやドローンポート、および付随ソフトウェアの設計・製造受託や技術支援、オペレーション支援を通じ、量産を見据えたものづくり体制の構築に強みを持つとしている。
業務提携では、Liberawareが現場ニーズや市場要件の情報収集を行い、製品仕様・機能要件・運用要件の定義など製品企画を担う。また、営業体制の構築、価格設定、マーケティングなど販売戦略を策定し、エンドユーザーや販売先へハードウェア、ソフトウェア、サービスを提供する。
VFRは、Liberawareが求める製品仕様を踏まえた設計面での支援や、量産を見据えた検討を実施。部品調達から製造、組立、検査工程の構築に協力し、製造品質の確保や不具合時の原因分析・改善対応に取り組む。修理や部品供給を含むOEMとしての保守体制整備、安定供給に向けた体制づくりについてもLiberawareと協議しながら進める。
今後は、具体的な共同検討を進め、現場ニーズに即したドローンの開発と安定的な量産体制の構築を目指す。加えて、国内ドローン産業の基盤強化に資することを狙い、関連する技術動向や市場環境、業界構造の情報収集、意見交換も行う予定としている。