最近良い話を気かなった3D Robotics(以下3DR)からニュースが発表された。3DRは、シリーズDラウンドで資本金5,300万ドル(約55億円)を調達し、発表した。。今回のラウンドには、新たな株式と債務の株式化が含まれる。アトランティック・ブリッジ社を始め、オートデスク・フォージ・ファンド社やトゥルー・ベンチャーズ社、ファウンドリー・グループ社、メイフィールド社など、その他多数の素晴らしいパートナーから投資をおこなったという。
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今回の資金調達により、建設業および、エンジニアリング業界向けの完全な無人機データプラットフォームである『Site Scan』を継続的に開発・構築。建設業は8兆ドル(約890兆円)規模の世界的な産業ですが、典型的な商業用建設プロジェクトでは予算より80%、スケジュールから20ヶ月遅れているという。その大きな理由は設計時と完成時の切り離し。設計計画が建設現場に合わないと、現場での生産性が低下し、結果的にプロジェクトが遅れ、オーダーの変更や修正に何百兆円もの膨大な費用がかかることになる。
ドローン技術の進歩により、空から現場をキャプチャすることが可能になったことで、理想と現実のギャップを埋め合わせるのに役立っている。進捗状況のモニタリングや報告、問題発見、オートデスク・GISツールと常に統合された実用的なデータを収集。オフィスと現場をこれまで以上に近づけることが可能になった。
アトランティック・ブリッジ社のマネージングパートナーであるブライアン・ロング氏は以下のようにコメントした
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3DRでこの分野をリードし、幅広い業界のユースケースで『Site Scan』を導入する機会を得られることを嬉しく思っています。『Site Scan』が提供する末端同士の現状把握と、オートデスク製品との組み合わせにより、建設現場の進捗状況を測り、監視するための最も包括的なプラットフォームが提供され、建設業の膨大な能率アップにつながるでしょう。
2016年の初めに行われた最初の投資に続き、オートデスク・フォージ・ファンド社の戦略的投資は、3DRと現場キャプチャソフトウェアに対するオートデスクのコミットメントを示している。既にAutodesk Forge・プラットフォームの力を利用し『Site Scan』の重要な機能を構築。引き続きAutodesk Forgeを活用して、製品開発の加速化や、オートデスク製品とのワークフロー統合を強化するという。3DR復活の狼煙を上げる事になるのか?コンシューマから産業用へそしてソリューションを開発する3DRの次に期待したい。