Nimbus ドローンレース用仕様
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クラウドファンディングとドローンは、現在混沌とした関係にある。Lilyの頓挫のニュースも記憶に新しい。しかし、今後もほかのドローン企業がクラウドファンディングで資金を集めるという状況は変わらないはずだ。今回紹介するスタートアップも、やはりクラウドファンディングを使って新しいレーシングドローンの生産資金を集めている。では早速その企業Aerodyne RCが開発した「Nimbus」を紹介しよう。
Aerodyne RCはロシアのサンクトペテルブルグを本拠地とする企業で、レーシング用のドローンを提供している。しかもそのドローンは非常に頑強なことで注目を集めている。
フルカーボンファイバーのモノコック構造の外装が、それを実現している。多くのドローンレーサーは、レースでは避けては通れないクラッシュにフラストレーションをためている。クラッシュを前提に考えると、リペアの時間を確保したり予備のドローンを用意しなければいけない。こうした不満を取り除いたのが、今回のAerodyne RCが開発したNimbusドローンなのだ。
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Nimbusドローンのすべてのエレクトロニクス部品、カメラ、バッテリーなどはボディの中に収納されており、外部の衝撃から守られている。上記のムービーでは衝撃テストを行っている様子がわかるが、トラックに踏み潰されても正常に動いているのがわかる。
Nimbusの開発には2年が費やされ、最高速度160kmのスピードを出すことが可能だという。現在はBNF(Bind and Fly)でクラウドファンディングキャンペーンの一環として販売されている。また、IndieGoGoのNimbusクラウドファンディングのページから490ドルで同じパッケージの購入も可能だ。