アリゾナ州のツーソンに拠点を置くEnterprise Drone Solutionsが、アメリカ連邦航空局(FAA:Federal Aviation Administration)のAirworthiness Certificateの高い基準を満たす無人航空システム「Théa」を発表した。Théaを使えば他の商業向け無人航空機には遂行することのできないオペレーションが可能となり、夜間、そして群衆の上も合法的な飛行が行える。低故障率という品質を掲げるEnterprise Drone Solutionsは、Théaで他の機体では届かないビジネス領域に向かうことが可能だろう。
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やはりこのThéaは、特に映画やテレビ業界など映像の世界にとっては今までよりも圧倒的に少ないコストでカメラを載せたヘリコプターを利用できるということになる。夜間や群衆の上での飛行が可能ということ、11kgのペイロードで映画撮影用の機材(Canon C500、Red DragonやSony FS7など)を積載可能なのだ。業界標準の機能とコントロールを少ないコストで実現可能となるだろう。