CES2016でQualcomm社はSnapdragonシリーズの新作、ドローン版プラットフォームについてのデモと展示を行っている。開催前にSnapdragonについての刺激的な映像が公開された。Snapdragonとは、無線通信でインターネット接続ができる、同社が開発した携帯デバイス用プラットフォームをいう。現在は主にスマートフォンなどに利用されているものだ。
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ドローン版プラットフォームがターゲットとしているのは消費者向けのドローン市場であり、そこに狙いを定めて設計されている。このプラットフォームは、同社の「Snapdragon 801プロセッサー」を完全なものとするのだ。Qualcomm社は回答している。
ドローン版プラットフォームは重さの単位ごと(ミップス/グラム)に優れた処理能力をもたらす。さらに、4KウルトラHDビデオ、コンピュータービジョン、コミュニケーション、ナビゲーション、リアルタイム飛行の補助機能などと連動します。
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ブースでは、障害物自動回避機能のデモが行われていた
このプラットフォームはドローン自体の軽量化が図れるよう設計されている。これにより電力消費量も減り、飛行時間も向上することとなる。プラットフォームの中核を成すのは、クアルコムが世界最小とうたう「小型4Kカメラ」だ。世界最小か否かを問わず、この存在は間違いなくドローン画像業界での競争に火をつけることとなるだろう。今回公開された動画をご覧あれ。