構えずに、ふらっと飛ばして、ふらっと撮る。
そんな旅にこそ、Mini 4 Proがちょうどいい。
SFC修行の合間に見えた、空からの風景たち。
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SFC修行の名を借りた、空と地上の旅日記
今回の旅も、以前訪れた仙台や塩釜、そして沖縄と同様、ANAのSFC修行を兼ねたものでした。プレミアムポイント(PP)を5万ポイント貯めることを目標に、飛行機で日本各地を巡りながら、その合間にドローンを飛ばしていく。ドローン、グルメ、飛行機。この三つを軸にした、ゆるくて濃い、私なりの「修行」です。
6月は台湾・台北へ。そして7月に入ってからは秋田・盛岡へ。ドローンはもちろん、今回もDJI Mini 4 Pro。旅の相棒としていつも頼りになる存在です。
台北・電脳街で出会ったDJIショップ
6月、旅の途中に台湾・台北に立ち寄りました。ちょっと時間ができたので、以前から気になっていた「DJI 台北三創授権体験店」を覗いてみました。台北駅近くの三創生活園区ビルは、"台北の秋葉原"とも言える電脳街の中心地で、Insta360やシャオミ、OPPO、さらにはライカショップまでがひしめく刺激的な空間です。
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店内にはMavic 4 ProやAir 3S、Mini 4 Proが展示されており、スタッフの話では「話題性はMavic 4 Pro、でも安定して売れているのはAir 3S」とのこと。僕が使っているMini 4 Proも人気で、背景には台湾では250g未満の機体は登録不要というルールがあります。ここ台北でも、Mini 4 Proの人気は健在でした。



角館と盛岡、地上では見えないかたち
台湾から戻ったあとは、日本国内でのSFC修行の続きとして秋田・盛岡を巡りました。
天候や時間の制約もあり、絶景スポットでの撮影こそ叶いませんでしたが、それでもMini 4 Proが見せてくれた景色には十分な価値がありました。
秋田・角館では武家屋敷通りを歩いたあと、少し離れた場所からドローンを上げました。
鬱蒼と茂るモミの木、黒板塀に囲まれた通り――地上では見えなかった川と小高い丘に囲まれた町の構造が、空から見ることで立体的に理解できます。
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盛岡では、盛岡城跡周辺を散策しながら、名物のジャジャ麺(肉味噌を混ぜて食べる温かい麺料理)や、盛岡冷麺(キリッと冷たいスープが特徴の辛口冷麺)をいただきました。
そして日が少し傾き始めた頃に、市街地を見下ろせる場所からフライト。啄木や賢治が青春を過ごしたこの街に、かつての城がどんなふうに残り、今の街とどう重なっているのか。空からの視点は、まるで歴史のレイヤーを重ねて見せてくれるような体験でした。





ガチじゃない空撮には、Mini 4 Proがちょうどいい
今回のように、「飛ばせるかどうかもわからない」旅では、Mini 4 Proの軽さと柔軟性が本当にありがたい存在です。
ロケハン済みの絶景撮影とは違い、天気が悪かったり、人が多かったりして諦めざるを得ない場面も多い。でもMini 4 Proなら、トートバッグに入れて気軽に持ち運べる。飛ばせなくても苦にならない。けれど、飛ばせたときの満足度はしっかりあります。
ふとした時にドローンフライトナビを開いて、「あ、ここ飛ばせるじゃん」と気づいて、人がいないことを確認して、さっと飛ばして、さっとしまう。そんなスタイルが許されるのも、このサイズと設計だからこそですね。

終わりと思った旅に、1000ポイント分の続きがあった
さて、この夏のSFC修行。本来であれば、今回の旅でプレミアムポイント5万PP達成の予定でした。……だったのですが、旅の序盤でフライトの登録をうっかり忘れてしまうというミスを犯してしまい、最終的に1000ポイントほど届かず。あとほんの少し、というところで目標には手が届きませんでした。
でも帰りの機内でぼんやり考えていて、ふと、思いました。「……ということは、もう1回旅ができるってことか」
旅が続く理由は、まだ1000ポイント分だけ残っている。あと一歩で終わるはずだった旅が、もう一歩だけ続く。それならそれで、悪くない気がします。