深圳智航無人機有限公司 董事長 Edward Jin氏(左)、エアロネクスト代表取締役CEO 田路圭輔氏(右)
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株式会社エアロネクスト(以下:エアロネクスト)と、深圳に拠点を置きティルトローター垂直離着陸機(tilt-rotor,VTOL)に強みをもつ産業ドローンメーカーである深圳智航無人機有限公司Shenzhen Smart Drone UAV Co.,Ltd.(以下:SMD)は、今後普及が見込まれる物流ドローン事業の中国、日本およびアジア全域での本格的市場立ち上げを目指して戦略的提携を行ない、エアロネクストの独自の重心制御技術「4D GRAVITY」テクノロジー搭載の物流ドローンを活用した事業開発の検討を開始をドローンの本場深圳で開催された「UAV Expo Shenzhen 2019」で発表した。
エアロネクストの独自の重心制御技術4D GRAVITYテクノロジーは、UAVにおける機体の構造を根本的に見直し開発したもので、従来のドローンでは実現できなかったの安定性、信頼性で産業ドローンの用途範囲を拡大している。既に様々な用途を想定した4D GRAVITY搭載の産業ドローン「Next」シリーズの原理試作を複数種類発表している。
SMDとは
SMDは、機体の気動設計、フライトコントローラー、運用システムの全サプライチェーンを自社開発可能なケイパビリティを持ち、大型積載量かつ長時間飛行が可能な物流用途に強みをもつ産業ドローンのメーカー。マルチコプターとティルトローターVTOLの製品群を持ち、リモートセンシング、セキュリティ、長距離巡回、物流の4大領域で事業展開をしており、特に物流領域ににおいては、中国大手航空物流企業や中国郵政などの顧客基盤を軸に、山間部や離島間輸送での実績がある。
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深圳智航無人機有限公司 董事長 Edward Jin氏(左)、エアロネクスト代表取締役CEO 田路圭輔氏(右):SMDにて
エアロネクストとSMDは、中国市場において4D GRAVITY搭載の物流ドローンを活用した事業開発に着手する合意に至った。同時にSMDはエアロネクストの日本におけるリソースを活用し、日本の産業ドローン市場におけるユースケースの開発にも積極的に関わり、日中の産業ドローン市場の拡大に貢献していきたいとしている。