米空軍は、ノースロップ・グラマンの「プロジェクト・タロン」における半自律型試作航空機について、ミッション・デザイン・シリーズ(MDS)として「YFQ-48A」を指定したと発表した。この指定は、共同戦闘航空機(Collaborative Combat Aircraft:CCA)プログラムにおける重要な前進を示すものであり、戦闘員の緊急かつ進化するニーズに対応する次世代能力を迅速に提供するという空軍の取り組みを強調するものだ。
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MDSの指定は、空軍とノースロップ・グラマンの継続的なパートナーシップを示すとともに、YFQ-48AがCCAプログラムにおける有力候補として着実に進展していることを認めるものである。
CCAプログラムは、空軍の有人戦闘機部隊を補完・強化するため、手頃な価格で先進的な半自律型航空機を提供することを目的としており、ますます複雑化し競争が激化する世界の安全保障環境において、運用の柔軟性と戦闘効率の向上を図る。
戦闘機および先進航空機担当プログラム・エグゼクティブ・オフィサーのジェイソン・ボーハイス准将は次のようにコメントしている。
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ノースロップ・グラマンが先進的な半自律能力の開発に継続して投資していることを心強く思う。同社のアプローチは、競争を促進し、産業界のイノベーションを推進し、最先端技術を迅速かつ大規模に提供するという我々の戦略と合致している。
CCAプログラムの取得戦略は、継続的な競争を重視し、産業界が参加できる複数の参入機会を提供している。このオープンで競争的なアプローチにより、空軍は防衛産業基盤全体から最も革新的なソリューションを活用し、現代戦の進化する要求に対応することが可能となる。空軍は、すでにCCAインクリメント1の設計・製造開発および生産契約で実施しているのと同様に、今後の段階においても継続的に競争を行い、最も有能なソリューションを戦闘員に届ける方針だ。
アジャイル開発局ディレクターのティモシー・ヘルフリック大佐は次のようにコメントしている。
ノースロップ・グラマンのイノベーションへの取り組み、低コスト製造、そして計算されたリスクテイクは、CCAの取得戦略および国防長官の取得改革戦略と完全に一致している。プロジェクト・タロンは、新技術に挑戦し限界を押し広げる同社の能力を示す証であり、最終的には航空戦力の将来を強化し得るソリューションの前進につながる。
空軍がCCAプログラムを推進し続ける中で、ノースロップ・グラマンおよび防衛・航空宇宙産業との継続的な協力は、空軍が航空戦力のイノベーションにおいて最前線に立ち続けることを確実にする。このようなパートナーシップは、将来の紛争で勝利するために必要な技術的優位性を維持しつつ、ますます複雑化し競争が激化する世界の安全保障環境における課題に空軍が対応する助けとなる。