エレクトロニクス商社の丸文株式会社(以下:丸⽂)は、取り扱い製品であるNUWAロボティクス社製AIコミュニケーションロボット「Kebbi Air」が、「介護テクノロジー(見守り・コミュニケーション)」に正式に選定されたことを発表する。
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Kebbi Airは、すでに公益財団法人テクノエイド協会(以下:テクノエイド協会)の福祉用具情報システム(Technical Aids Information System、以下TAIS)に正式登録され、TAISコードを取得しているが、今回の「介護テクノロジー」選定により、「介護テクノロジー導入支援事業」の補助金活用基準の一つを満たした。
介護テクノロジー補助金について
「介護テクノロジー導入支援事業」において、多くの都道府県の機器選定基準では、テクノエイド協会のTAISで「介護テクノロジー」として選定されている機器は、原則として補助対象となることが明記されている。
これまで、介護テクノロジー導入に関する補助金は、対象となる機器の判断が各都道府県に委ねられており、「都道府県によって補助金支給の判断が異なる」「どの製品で補助金を申請できるか分かりにくい」といった課題があった。この課題を解決するため、厚生労働省は新たな運用としてテクノエイド協会のTAISを活用し、選定製品を「カタログ」として公開し、リストに掲載された製品は原則として補助金の対象とする仕組みを導入した。
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今回のKebbi Airの選定は、この公的なカタログに掲載されたことを意味し、介護事業者にとっても、補助金を活用し、よりKebbi Airを導入しやすい環境が整った。
「Kebbi Air」TAIS登録情報
| 名称 | TAISコード | 分類コード |
|---|---|---|
| Kebbi air S | 02258 – 000001 | [1]214290:コミュニケーション機器 |
以下より、テクノエイド協会のKebbi Air TAIS登録情報を確認できる。
今後の取り組み
今回の「介護テクノロジー」選定は、Kebbi Airの信頼性と現場での実用性が公的に認められた証である。当社ではこの選定を追い風とし、Kebbi Airの介護業界への導入を加速させ、介護現場における課題の解決に貢献する。
引き続き、介護事業者が導入しやすい環境や導入支援体制を整備し、よりスムーズにKebbi Airを導入できるよう努めていく。
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AIコミュニケーションロボットKebbi Airについて
当社は2024年3月に、台湾のNUWA Robotics Corp.と資本提携を行い、NUWAロボティクスJAPAN株式会社と販売代理店契約を締結した。以来、同社のAIコミュニケーションロボットKebbi Airと関連ツールの取り扱いを開始し、介護・医療市場向けに独占的に販売(※2)している。
(※2:一部例外もあり)
Kebbi Airは、⽣成AIを活⽤したAIコミュニケーションロボットである。会話だけでなく、多彩なレクリエーションや施設の受付・案内、家族との見守り・ビデオ通話などが可能で、カスタマイズ性も高いのが特徴である。そのため、介護現場に寄り添った設定が可能であり、施設の共用部や居室だけでなく在宅介護の場でも活用できる。