背景・目的
Liberawareは、ドローンの製造・開発・販売、ソリューション提供、デジタルツイン技術等の知見やノウハウを有している。KDDIスマートドローンは、ドローンソリューションの提供、販売代理店業務、スクール運営に関する知見やノウハウに加え、運航管理システム・通信・データ管理/解析に関する技術を有している。
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ドローンやデジタルツイン事業の分野において、両社の知見とネットワークその他の経営資源を相互に有効活用し、当該分野における両社の競争力を向上させる。また、両社の事業の更なる拡大を進めることを目的として、この業務提携を締結した。
この業務提携を通じ、中長期的かつ相互補完的な事業連携を行うことで、両社の発展のみならず、ドローンの社会実装や国内外のインフラ管理においてデジタルツイン技術が広く利用される世界を目指すとしている。
業務提携に関する覚書の内容
この業務提携は、両社のサービス・プロダクトを活用した事業拡大と業界特化型ソリューションの構築を目指すものであり、具体的には、以下のプロジェクトを進めている。
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- Liberaware製ドローンIBISを用いたソリューションの構築と展開
- KDDIスマートドローンによるIBISの代理店販売業務
- KDDIスマートドローンによるIBIS操縦スクールの運営
- 営業基盤や技術の共有を通じた新規サービスの展開
- 鉄道・建設現場など特定業界向けドローンソリューションの構築
今後の展開について
KDDIスマートドローンは、社内においてIBISの操縦者育成を行い、IBISを活用したソリューション提供が可能な体制を構築している。今春には、KDDIスマートドローンの運営するKDDIスマートドローンアカデミーの一部で、IBISの操縦指導カリキュラムを開始する予定。
また、中長期的には、ドローン・デジタルツイン・運航管理・通信技術を融合し、ドローンによるデータ取得から、データの管理・解析までを一気通貫で行う、業界特化型ソリューションの構築を目指す方針。