Hondaは、2024年を電動二輪車のグローバル展開元年と位置付け、電動二輪車市場への参入を本格化している。2026年までを市場参入期、2026年以降を事業拡大期と位置付け、戦略的に電動二輪車の市場投入を推進するとしている。
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今回発表したEV Fun Conceptは、2023年11月29日に開催した「2023 Honda電動二輪事業説明会」において発信した、FUN用途を想定したモーターサイクル型電動モデルだ。
Honda二輪車初の固定式バッテリーを搭載した中型排気量帯相当のネイキッドタイプのスポーツモデルで、2025年に投入を予定している。
EV Urban Conceptは、Hondaが考える都市型電動モビリティを、機能を研ぎ澄ましたデザインやコネクテッド技術、自社開発のバッテリーパックを搭載することで具現化した電動モデルだ。
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新たなスポーツモデルEV Fun Conceptと都市型電動モビリティEV Urban Conceptが加わることで、「2030年までに、グローバルで電動モデルを30機種投入」する計画に対して、確実に歩みを進めていくという。
Hondaは、今後、多様化するユーザーのニーズに応えられるように、電動二輪車のフルラインアップ化への取り組みを加速させ、多彩なバリエーション展開を進める。これによりグローバルでのシェア拡大を図り、電動二輪車においてもリーディングカンパニーを目指すとしている。
EV Fun Concept
EV Fun Conceptは、次世代の電動モーターサイクルとして、静かに走り抜ける新しい感覚と、電動ならではのエモーショナルなライディングフィールの実現を目指し開発を進めているモデルで、Honda初のスポーツモデルの電動二輪車だ。
Hondaの長年にわたる二輪車開発の技術が実現する高次元の「走る・曲がる・止まる」の性能に加えて、電動ならではの静かで振動のない新しい乗り味や、固定式バッテリーが実現するスリムで扱いやすい車体パッケージによって、ガソリン車とは全く異なる新しいエモーショナルな体験を実現し、ユーザーのモーターサイクルライフを拡張する。
Hondaの四輪車とパワープロダクツで培ったノウハウと技術を応用し、EV Fun Conceptのシステムおよび充電機能を構築。バッテリーは四輪車と同じ規格の急速充電器CCSに対応し、軽さとのバランスを最適化して、急速充電に対応するとともに、街中での使い勝手に必要十分な航続距離100km以上を想定して開発している。
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EV Urban Concept
EV Urban Conceptは、Hondaが考える都市型電動モビリティとして、ありたい姿をゼロから再構築したコンセプトモデルです。機能を研ぎ澄ますことで生まれる本質的かつ精緻なスタイリングデザインや直感的なHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)、ソフトとハードの融合が生み出す新しい体験によって、人や社会と協調・共鳴していく近未来のモビリティの姿を具現化した。
より多くのユーザーへ移動の自由を開放するとともに、一人ひとりのモビリティライフの可能性を拡張することを目指すとしている。