実証概要
地震による甚大な被害、大規模な地震発生のリスクが高まる中、沿岸部に所在する地域にとっては津波への対策が不可欠であり、また、能登半島地震でも見られた大規模な土砂崩れ発生時の被害状況の把握を迅速に行うことが課題だ。
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それらの課題解決に向け、災害時のドローンの活用を「実装」するため、防災訓練において実際の発災時を想定したケースに基づき、ドローン活用実証を実施すり。
実証内容
・実証① LTE通信によりドローンを遠隔制御するとともに、空撮映像のリアルタイムな「映像伝送×AI画像解析」を活用した避難誘導支援
※映像伝送ならびに画像解析は、NTTイードローンと株式会社 Red Dot Drone Japanによる共同開発中のアプリケーションを活用。
・実証② ドローン空撮画像の迅速な「オルソ化(写真合成)×GISデータ(住宅地図)連携」による土砂災害等の被災状況把握
防災訓練実施場所
福島町総合体育館(住所:北海道松前郡福島町字三岳25)
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防災訓練日時
2024年10月21日(月) 12時00分~15時30分
※ドローン実証は、13時00分~14時00分にて実施予定
その他
・荒天の場合、防災訓練当日のドローン飛行は中止する可能性あり
当日のドローン飛行が中止となった場合、事前に実施した映像を活用し、福島町総合体育館内のみでドローン活用演習を行う。
体制
今年7月31日に実施した第1回目飛行実証と同様の体制にて、災害時のドローン利活用、ドローンにて取得したデータの活用、実装に向けた情報発信等、各社の知見・ノウハウを活かし、第2回目飛行実証となる本実証に取り組む。
今後の取り組み
今回のドローン飛行実証に加え、将来の担い手育成ならびにドローンの社会実装のための社会受容性の向上を目的に、福島町内の学生および保護者様等へワークショップを開催し、社会実装に向けた地域づくりモデルの創出に取り組むという。
また、前回および今回の実証等を通じて得られた知見を、北海道庁と連携し、北海道内の市区町村に展開していくとしている。