愛・地球博記念公園は、2022年11月のジブリパーク開園以来、平日でも多くの来園者で賑わっており、公共空間におけるモビリティサービスの新たな可能性を見出す場として、最適な環境を有している。
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民間企業4社の企画提案に基づき、公園内の移動をより楽しく、快適にするソリューションを提供することで、愛・地球博記念公園の更なる魅力向上に資するとともに、多くの人に笑顔を届けられる有益なサービスの創出につなげていくとしている。
基本合意書の主なポイント
APMネコバス運行の目的
- 多くの来園者で賑わう広大な愛・地球博記念公園内の移動をより楽しく、快適にするソリューションを提供する。
- 愛・地球博記念公園全体の魅力向上に資する。
- 公共空間におけるモビリティサービスの新たな可能性を見出す。
役割分担
愛知県
- 公園施設としてトヨタ自動車株式会社からAPMネコバスを賃借する。
- 運行に必要な本公園内の環境を整える。
- MONET Technologies株式会社に対し、行政上の許認可手続を関係法令に基づき行う。
トヨタ自動車株式会社
- APMネコバスを愛知県に賃貸する。
- 運行に伴い必要な保守管理を行う。
MONET Technologies株式会社
- APMネコバスの運行主体・運営主体として、豊栄交通株式会社とともにAPMネコバスを運行する。
豊栄交通株式会社
- APMネコバスの運転業務を中心にMONET Technologies株式会社を補助し、MONET Technologies株式会社とともにAPMネコバスを運行する。
株式会社スタジオジブリ
- APMネコバスの製作、運行及び広報活動に必要な意匠の提供並びに監修を行う。
運行ルート
- 各当事者で別途協議して決定する。
注)歩行者との交錯を避けるため、一般の公園利用者が利用していない「外周通路」の一部区間(箇所は未定)における運行を検討中。
運行開始目標及び運行期間
- 2023年度内の運行開始を目指すものとし、それ以降、2025年度にかけてを運行期間とする。
事業スキーム図
APMネコバス(試作車)
今後の想定スケジュール
- 2023年9月下旬以降 運行スタッフ募集開始
- 2024年3月上旬 プレ運行開始
- 2024年3月中旬 本格運行開始