オカムラのラボオフィス「We Labo」では、コミュニケーション活性化に関するさまざまな施策や検証を行っている。その一環として、家族型ロボット「LOVOT」を導入し、ロボットがオフィスでのコミュニケーション活性化に寄与するのか、ロボットによるコミュニケーションへのワーカーの満足度の変化などの検証を行う。
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LOVOTは、名前を呼ぶと近づいてきて見つめてくる、好きな人に懐き抱っこをねだる、抱き上げるとほんのり温かい、といったようにロボットなのにまるで生き物のような生命感がある家族型ロボット。その愛らしい見た目からは想像できない最先端テクノロジーに込められた技術力が評価され、国内外問わず数々のアワードを受賞し、注目を集めているロボティクスの1つとなっている。
実証実験概要
導入するロボット:家族型ロボット「LOVOT」
導入場所:We Labo(東京都千代田区)
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対象部門:働き方研究部門、製品開発部門、空間デザイン部門、営業支援部門
調査内容:
- 業務で直接関わりが多い人、少ない人との会話頻度の変化
- 従業員同士のコミュニケーションにおける満足度の変化
- オフィス内でのロボット配置・移動範囲の分析による効果の検証
- ロボットの設置によるオフィスへの出社意識の変化など
本実証実験の背景として、テレワークが普及し、オフィス出社とテレワークを組み合わせたハイブリッドワークが広がる一方、一人ひとりの様子がわかりにくくなり、お互いのコミュニケーションが取りにくいという課題がある。今後も同社は、AIやロボットなどの技術が働き方に与えるさまざまな影響を視野に入れ、オフィスでのコミュニケーションロボットのあり方を模索するとしている。