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ミサワホーム、JAXAの「Moon to Mars Innovation」に採択内定され 月面拠点の構築に資する空間連結技術の確立を目指す

ミサワホーム・ミサワホーム総合研究所・YKK・カンボウプラスによる技術開発

2026年1月23日
ミサワホーム、JAXAの「Moon to Mars Innovation」に採択内定され 月面拠点の構築に資する空間連結技術の確立を目指す
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ミサワホーム株式会社、株式会社ミサワホーム総合研究所、YKK株式会社、カンボウプラス株式会社の4社は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下:JAXA)の宇宙探査イノベーションハブ※1(以下:探査ハブ)が実施する第13回研究提案募集「Moon to Mars Innovation」※2において、共同提案した「月面基地構築に資するフレキシブルで施工性の高い空間連結技術の開発(以下:本提案)」が採択内定された。

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Contents
「Moon to Mars Innovation」について本提案の背景と採択のポイント開発体制今後の展望「フレキシブルで施工性の高い空間連結技術」開発背景第13回研究提案募集 概要

「Moon to Mars Innovation」について

宇宙産業の市場規模は2040年までに1.1兆ドルまで拡大すると予想※3されており、市場のシェア獲得を巡って、民間による宇宙事業の活性化や国際的な月探査活動の進展が加速している。こうした背景のもと、持続可能な月・火星探査の実現に向けた研究開発が世界的に推進されている。「Moon to Mars Innovation」は、これらの動きをさらに促進し、JAXAと民間企業等が月探査へのニーズ等を踏まえた出口戦略を共創することで、将来のJAXAの宇宙探査ミッションと企業等の宇宙事業化の創出を目指す共同研究制度である。

本提案の背景と採択のポイント

本提案は、2017年に探査ハブが実施した第3回研究提案募集での採択※4を契機として、ミサワホームとミサワ総研が中心となり、地上(国内・南極)での研究開発や技術実装を通じて培ってきた「フレキシブルで施工性の高い空間連結技術」を、宇宙環境に適応する「空間連結技術」として確立することを目指すものである。月面拠点構築の初期段階では、小型のモジュール型の拠点の連結により、拠点規模の拡張を行うことが有力なステップであると考えられており、本提案は、月面拠点構築に大きく寄与出来る要素を有していると評価され、今回の採択内定に至った。

開発体制

これまでの国内および南極での連結技術開発では、ミサワホームおよびミサワ総研が全体の統括や工業化技術によるモジュールの開発・技術実証等を担い、YKKがスライドファスナー等の開発・供給を、カンボウプラスが膜材等の開発・供給をそれぞれ担当してきた。本提案においてもこれまでの役割を継続するとともに、これら4社に加えて、宇宙環境に関する情報・知見を提供するJAXAが参画し、産学連携による共同研究を開始予定である。

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今後の展望

まず、2026年3月までに、宇宙環境での利用を見据えた「空間連結技術」の確立に向け、必要となる具体的な研究項目を策定する。その後、2026年4月から2028年3月にかけて、JAXAを含む5者が協力し、宇宙特有の境界条件を踏まえながら、要素レベルでの宇宙実証も視野に入れた技術開発に取り組んでいく。

「フレキシブルで施工性の高い空間連結技術」開発背景

ミサワホームでは、約50年以上にわたり南極の昭和基地において、南極地域観測隊員の活動や生活を支える建物の受注・建設支援に携わってきた。この極限環境での取り組みを通じて、限られた人的施工環境下においても短期間で施工が可能であり、かつ過酷な環境にも耐えうる高度な断熱・気密性能等を備えた工業化技術を育んできた。

そのような中、2017年に、JAXAの探査ハブの研究テーマにおいて「持続可能な住宅システムの構築」を提案し、採択された。月面拠点の構築に求められる技術要素は、南極においても求められるという共通点に着目し、極限環境下での検証を重ねることで、技術の信頼性を高められると考えた。この考えのもと、ミサワ総研・JAXA・大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所(以下:極地研)と連携し、南極の昭和基地およびドームふじ基地において、「南極移動基地ユニット」を用いた「簡易施工性」に関する実証実験※5を実施した。

本実証実験では、専門的な知識を持たない作業者でも容易に建物の拡張・縮小ができる「セルサイクル工法」※6を採用し、ユニット間の連結技術を検証した。その過程で、YKKの「スライドファスナー」とカンボウプラスの「膜材」の有用性を見出し、従来の建築現場にはなかった異分野の素材や技術を融合させることで、「フレキシブルで施工性の高い連結技術」を確立した。

これらの共同研究の成果は国内へもフィードバックされており、技術の発展に貢献している。2023年には、南極で培った技術を応用したトレーラーハウス「MOVE CORE」※7を、ミサワホームが発売した。工業化住宅と同等の性能・設計を備えた「住宅品質」のトレーラーハウスで災害時などに迅速に対応できるモバイル建築として提供している。さらに、自由な発想で空間を拡張できる連結技術の開発にも着手し、現在に至るまで、4社による共同実証と改良を継続している。

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ミサワホーム、JAXAの「Moon to Mars Innovation」に採択内定され 月面拠点の構築に資する空間連結技術の確立を目指す

第13回研究提案募集 概要

研究名称
月面基地構築に資するフレキシブルで施工性の高い空間連結技術の開発
研究類型
ゲームチェンジ型
研究No
11
研究領域
アセンブリ&マニュファクチャリング
研究課題
フレキシブルで施工性の高い空間連結技術
研究期間
24ヶ月(2026年4月~2028年3月)
研究経費
1,000万円

(参考)JAXA 宇宙探査イノベーションハブHP

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masuko 2026年1月23日
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