秋田洋上風力発電株式会社とKDDIスマートドローン株式会社は、秋田洋上風力発電が運営する洋上風力発電施設で、車載型ドローンポートを活用した遠隔自動点検の実証に成功した。
同実証では、自動離着陸・自動充電機能を備えたドローンポートを車両に搭載し、事業所から遠隔で飛行指示を実施。能代港および秋田港の海域に設置された洋上風力発電施設4基を対象に、ブレード外観の静止画・映像を取得した。
車両の離発着場所到着から点検完了まで、1基あたり30分から1時間程度で点検できることを確認した。また、ドローンとブレードの離隔距離約90mでも、傷や汚れ、補修痕、手書き文字をリアルタイム映像で視認できたという。
洋上風力発電設備の点検では、作業員や船舶の手配、天候による作業制約が課題となる。今回の実証では、車載型ドローンポートを活用した遠隔自動点検の有効性が確認され、設備点検の省人化や効率化、安全性向上につながる可能性を示した。