株式会社グルーヴノーツは、経済産業省が推進する令和4年度「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」に参画した。同事業に採択された一般社団法人日本惣菜協会と、同協会会員4社とともに、量子コンピュータによるシフト計画の最適化・AIによる注文量の予測に取り組む。
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同事業は、人手不足という社会課題の解決に向けて、惣菜製造作業の機械化、ロボットの導入の活用推進を図るため、既存の業務オペレーションやロボットと周辺領域等を見直し、「ロボットフレンドリーな環境」を構築することを目的としている。
ロボットの導入において、「ロボットと人の最適な役割分担」を踏まえた業務オペレーションの変革・最適化が必要だという。惣菜製造工場が直面する共通課題として、日々の需要や個人の要望、力量等に応じた人員配置計画の自動化が挙げられる。同社は「量子コンピュータを活用した最適なシフト作成」「AIを活用した注文量の予測」に、各惣菜製造工場で利用できる標準モデルの構築をしている。今後、日本惣菜協会および企業とともに、モデル構築の改善・強化に取り組むとしている。