GoProは新製品として「HERO8 Black」「モジュラー」「MAX」を発表した。以前、10月1日に新製品をアナウンスするとしていたもの。
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HERO8 Black
HERO8 Blackは、HyperSmooth 2.0ビデオ安定化機能によりHyperSmooth 1.0よりも性能が向上。HyperSmooth 2.0はすべての解像度とフレームレートで使用でき、新機能のブーストモードと、アプリ内で操作可能なホライゾンレベリング(水平ロック)が搭載されている。同じく新機能のTimeWarp 2.0には、自動レート調整機能と、タップコントロールによる速度変化機能を搭載。スーパーフォト機能にも改良を加え、ゴーストのないHDRアクション写真を実現。
HERO8 Blackは、画角を簡単に選択できる4つのデジタルレンズ、ウィンドノイズ低減機能の強化によるオーディオ、カスタマイズ可能なモードプリセットを搭載し、折り畳み式マウントフィンガーを内蔵したフレームレスデザインで軽量化を実現。
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新機能のLiveBurstは、シャッターの前後に1.5秒の12MP(4K 4:3)映像を撮影。また、ユーザー側を向くマイクのウィンドノイズ低減機能が最適化され、Hi-Fiオーディオが改良されている。
新しいデジタルレンズは、GoProが特許を取得しているSuperViewから歪みのないリニアまで、レンズを取り替えるように4つのオプションから選択可能。カスタマイズ可能な撮影プリセットを使用することで、あらゆるアクティビティ向けに用意されている設定にアクセス可能。これらはすべて、折り畳み式マウントフィンガーを内蔵したフレームレスデザインのボディに収められている。また、GoProの新しいモジュラーアクセサリーエコシステムを使用することdで、HERO8 BlackがVlogツールやクリエーションツールに変身するとしている。HERO8 Blackは2019年10月25日に販売開始予定。希望小売価格は税込55,880円。
■HERO8 Blackの4つのデジタルレンズ
- SuperView:最も広く臨場感あふれるGoPro独自の視野角(特許取得済み)
- 広角:GoProを象徴する視野角
- リニア:歪みのない視野角
- 狭角:スマートフォンと同等の視野角
モジュラー
写真左から、メディアモジュラー、ディスプレイモジュラー、ライトモジュラー
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メディアモジュラー、ディスプレイモジュラー、およびライトモジュラーは、オーディオ、ユーザー側を向くディスプレイ、強力なライトでHERO8 Blackの性能を強化できるモジュラーアクセサリー。国内発売日、価格ともに未定。
メディアモジュラーは、ショットガンマイクの指向性オーディオ性能を実現。Type-C、HDMI、3.5mm外部マイクアダプターポートに加え、追加アクセサリー用に2つのコールドシューマウントを搭載。
ディスプレイモジュラーは、メディアモジュラーの上部に取り付けられる折り畳み式の1.90インチ前面/背面ディスプレイ。撮影時の確認用ディスプレイとして最適なサイズで、使わないときは折り畳んでおくことが可能。
水深10mの防水性、ウェアラブル、ギアマウント可能なライトモジュラーは、メディアモジュラーにマウントすることも、GoProマウントに直接取り付けることも可能。HERO8 Blackでの撮影時に照明を柔らかくするディフューザーが付属している。
MAX
GoPro MAXは、デュアルレンズを搭載し、1台で3台分の働きをする多機能なカメラ。水深5mの防水性を備えるMAXは、安定性を極限まで追求した防水シングルレンズのHEROカメラで、デュアルレンズの360°カメラであり、Vlogカメラでもあるとしている。Max HyperSmoothは、強固な安定化機能およびカメラ内ホライゾンレベリング(水平ロック)により、ジンバルが不要。Max TimeWarpは、従来のTimeWarpよりも拡張された制御と性能をもつ。Max SuperViewは、GoPro史上最も広い視野角。
- SuperView:SuperViewよりもさらに26°広角
- 広角:GoProを象徴する視野角
- リニア:歪みのない視野角
- 狭角:スマートフォンと同等の視野角
MAXユーザーは、360°映像の編集にGoProアプリの新しいキーフレームベース編集機能としてリフレームを使用可能。滑らかなパンとトランジションを使用して、360°の映像を通常のビデオにすばやく簡単に「リフレーム」可能な機能。また、ビデオ安定化機能、4つのデジタルレンズ、簡単なフレーミングを可能にする前面タッチスクリーン、ショットガンマイクのオーディオ性能を実現する6つのマイクを備えている。MAXは2019年10月25日に販売開始予定。希望小売価格は税込67,100円。
最新GoProアプリ
Quikアプリの全機能が、GoProアプリに統合され、GoProアプリはGoProコンテンツとスマートフォンコンテンツの両方の編集が可能となり、またマルチクリップ編集に加えてシングルクリップ編集でもフィルターを適用できるようになった。さらにHERO8 BlackとMAXの両方で、1080p解像度のライブストリーミングも可能。
自動生成ビデオ編集機能にも4種類の編集テーマを新たに追加。「Adrenaline Seeker」「Adventure Travel」「Cinematic」「Memory Curator」からテーマを選択できる。SNSに直接シェアでき、アプリ内で編集可能なドラフトとして保存して再編集するのにも便利だとしている。