マプリィは5月12日、国産レーザードローン「mapryM4」で、国土交通省の「3次元計測技術を用いた出来形管理要領」が求める水平・鉛直誤差±50mm以内に対応した三次元点群の座標精度検証結果を公開した。建設・土木分野で求められる精度基準と、国産機としてのセキュリティ要件の両立を示した形だ。
検証では、3点以上の基準点によるヘルマート変換を適用し、実務で利用が多い対地高度50mを含む条件で精度を確認した。その結果、飛行高度30mではXY軸34.6mm、Z軸30.8mm、飛行高度50mではXY軸30.3mm、Z軸14.7mmとなり、いずれも要求精度内に収まった。
同社によると、公共事業では点群計測の標準化が進む一方、データの国外流出リスクを抑える国産機要件と、出来形管理要領の厳格な精度基準を同時に満たすことが求められている。mapryM4は、機体・センサー・アプリを国内で一体開発したモデルで、測量や土木向けの座標変換機能、解析ソフトとの連携による運用効率化も訴求している。