株式会社ケンコー・トキナーは、ドローンで滑らかな映像を撮るためのフィルターキットアドバンスト ドローンフィルターIRNDキット「DJI MAVIC 2 ZOOM用」「DJI MAVIC 2 PRO用」2種を2019年3月22日に発売する。希望小売価格はオープン。市場想定価格はDJI MAVIC 2 ZOOM用が税別9,630円、DJI MAVIC 2 PRO用が税別11,880円。
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カメラ用フィルターで長年培ったKenkoの光学技術を生かした、 「DJI Mavic 2 Zoom」と「DJI Mavic 2 Pro」専用設計のIRNDキットは、IRND4、IRND8、 IRND16、IRND32の4種類のIRNDフィルターがセットになっており、 撮影時の明るさに応じて最適な濃度のフィルターを選んで使用可能。KenkoのIRNDフィルターは、ACCU-NDテクノロジーにより赤外域を含む400nm〜1000nmにおいて均一な減光効果が得られる。赤外線の影響を受けず、色かぶりのない忠実な色再現が可能だとしている。KenkoのIRNDフィルターは、デジタル一眼レフ用レンズフィルターの品質基準に従って高精度研磨された光学ガラスを使用。
KenkoのIRNDフィルターと他社ブランドとの解像度の差
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専用設計のデザインで極限まで軽さを追及し、ドローンの飛行やジンバルに影響を与えないとしている。また4種類のIRNDフィルターをまとめて持ち運べる全天候型ケースが付属。雨や雪などの厳しい撮影環境下でもフィルターを守ることができる。
全天候型ケース入り
撥水コートにより指紋や水滴がつきにくく、汚れがついた場合でも簡単に拭き取ることができる
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IRNDフィルターが必要な理由
1.滑らかな映像にするため
動画撮影の場合、フレームレート(fps)によって適正なシャッタースピードが決まっており、通常はフレームレートの2倍までが適正となっている。
例:60fpsの場合、適正シャッタースピードは1/125s
30fpsの場合、適正シャッタースピードは1/60s
シャッタースピードが速すぎると動画として見た際に動きがつながらず不自然な動画に見えてしまうが、同製品を使用してシャッタースピードを適正な値に設定すれば自然で滑らかな映像を撮ることが可能としている。
2.適正露出にするため
ドローンは主に日中の屋外で使用されるため、ISOは最低のISO100に設定する。絞りで露出オーバーを防ぐが、DJI Mavic Airは絞り機構を持たない。フレームレートの関係上、快晴時に適切な露出を得るためにNDフィルターは必須になるという。