DJIが主催するロボットコンテンスト「ROBOMASTER 2017」が2017年8月6日(日)に閉幕した。200を超える世界中のチームから約7,000人の学生エンジニアが参加し、決勝ラウンドでは32チームが熱戦を繰り広げた。コンテストは中国・広州の華南理工大学チームが優勝し、優勝メダルと200,000人民元(約300万円)が贈呈され、準優勝の山東科技大学には100,000人民元が、第三位の太原理工大学には50,000人民元が贈呈された。
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ROBOMASTER 2017は、ロボットの設計や開発を学ぶ学生エンジニアが世界中から参加する年次のコンテスト。3回目を迎えた今年のROBOMASTERには中国、アメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、シンガポール、香港やマカオなどの学生が参加し、Twitch、Xilinx、Nvidia、Western Digital、SanDiskが協賛を行った。DJIのバイスプレジデントであるPaul Xu氏は次のようにコメントしている。
Xu氏:ROBOMASTERは、数年前に中国で始まり、現在ではアメリカ、イギリス、カナダやアジア各国などが参加し、国際的な大会へと成長しています。ROBOMASTERは、革新的なエンジニアの技術にゲーム性とエンターテイメント性を加えたロボットコンテストです。この大会は、若くて有望なエンジニアたちを世界に紹介するだけでなく、ロボット工学が世界にどのような影響を与えるのかを知るきっかけとなるイベントでもあります。
コンテストに参加した全てのチームの情熱と多大な努力を、私たちは本当に誇りに思います。私たちがこの大会を通じて見た全てのロボット技術や発明は、将来世界で実現されるさまざまな応用技術のはじまりです。
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中国・深センのスポーツアリーナ「Shenzhen Bay Stadium」で行われた今年の決勝ラウンドは、twitch.comにより世界中の視聴者へ動画配信され、20ヶ国で合計814,000人の視聴者がオンラインで観戦した。華南理工大学のキャプテン Huanpeng Lu氏次のようにコメントしている。
Lu氏:世界中から才能豊かな学生が参加するROBOMASTERで優勝できたことを誇りに思います。今まで学んできたことを実践に移しながら、チームメイトとともに、ユニークで革新的なロボットを作れたことが何よりの成果だとおもいます。