世界で初めてドローンが給仕をしてくれるカフェ、ドローンカフェがオランダの大学に作られた。ドローンカフェはアイントホーフェン工科大学の60周年記念フェスティバルの一部として作られたものだ。このプロジェクトは20名の学生によるもので、9ヶ月をかけて自動ドローンの開発と設計を行ってきた。彼らの挑戦は、小さなドローンがどれだけ日常生活に欠かせない役割を代わりにこなせるかというものだった。
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ドローンはきっと人々に役立つ可能性があると思ったんだ。我々はドローンを次の携帯電話だと考えているよ。誰もが好きなドローンを選んで、好きにプログラムできるんだ。
こう語るのは学生でプロジェクトリーダーのTessie Hartjesだ。
BluJay(ブルージェイ)と名付けられたドローンは小さな白いソーサーにそっくりだ。違うところは、それが空を飛んでおり、客をもてなしているということだ。カフェではアルコールとノンアルコールのカクテルが4種類提供され、色はブルーかグリーン(ドローンの「目」も同じ色)ドリンクは写真のように腹にあるアームで掴まれて、客の元に運ばれる。1つのカフェドローンの開発には約2,000ユーロのコストがかかっており、大学がプロジェクト支援として資金を出している。
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GPSシステム、センサー、長時間バッテリーのおかげで、従来のドローンと違い混み合った屋内でも飛行が可能となっている。
「BluJayは複雑でな社会に生きる、賢い鳥なんだ」「我々はいつかドローンが社会の一部になると信じているんだ。そしていつかドローンは友達のよ
うな存在になるよ」と学生は言う。
彼らはドローンの流行が一過性のものでなく、今後もずっと続くと考えている
▶︎BlueJay