米連邦航空局(FAA)が発表した内容によると、当局が2015年12月21日から開始したドローンの登録受付は22日の2日間で4万5千件以上の登録申請があった。この集中混雑により、一時サイトへのアクセスやレスポンスに遅延が発生する事態が生じたという。
- Advertisement -
本イベントは米政府からのドローン登録の要請であり、カメラ等のペイロード分を加えて250gから約25kgまでのドローンを所有する米国居住者は、FAAの用意したサイトより来年2月19日までに登録をしなければならない。申請をしなかったドローン所有者に対しては2万7500ドルまでの罰金および3年以下の禁錮刑も言い渡される場合もある。1月21日までは無料で登録できるが、そのあとは5ドルの申請費用が発生する。
この申請費用がかからない期間に加え、クリスマスギフトとしてドローンをもらう新しいユーザーからの申請が今週末から殺到することを予想し、FAAは予定していた申請サイトのメンテナンススケジュールの繰り上げを実行した。23日11時(米東部時間)から7時間の間、サイトを一時停止して整備を行ったという。
新しいドローンの所有者は、ドローンの最初の飛行前に必ず申請をしなければならない。今季クリスマスシーズンで販売されたホビー用のドローンは40万台とも言われている。
- Advertisement -
FAAドローン登録サイトには登録必要/不必要なドローン製品の参考データが紹介されている。
(山下香欧)