米国バージニア州に本拠を構えるAurora Flight Scienceは、3Dprintingでおなじみの企業Stratasysと共同で、ジェットエンジンを搭載したUAV(無人航空機)の飛行実験で約240kmの時速を達成した。このジェットUAVはその80%がStratasys製3Dプリンタで造形された部品から作られているという。UAVは、翼幅が9フィート(約2.7m)、重さは約15kg。StratasysのFDM方式3Dプリンタ「Fortusシリーズ」やレーザー焼結方式3Dプリンタを使い、ナイロンや航空宇宙産業向けの難燃性プラスチック素材「ULTEM 9085」、ニッケル合金などによって製造された部品で構成されている。
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これまで3Dプリント技術を利用し、プロトタイプなどを製作することは多くあったが、コンセプトから実際の飛行に成功するまでの時間を従来方式の半分以下にしたと言われている。