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コラム田口厚

DJI Neo 2 手のひらサイズのセルフィードローンが劇的進化!高画質化&全方位障害物検知で無敵の超小型高性能ドローンに![Reviews]Vol.96

10月末に中国で先行販売された“フォローショットに最適なカメラドローン” DJI Neo 2。小型ながら本格的な撮影機能とトラッキング性能、そして初心者も安心して操作できる高度な安全性も兼ね備えています。今回はこのDJI Neo 2をさっそくレビューしたいと思います。

2025年11月13日
DJI Neo 2
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DJI Neo 2の概要

DJI Neo 2
DJI Neo 2の外観。後部に2本のアンテナ(映像伝送用デジタルトランシーバー)もありメカニカルなデザインになった

筆者が注目したDJI Neo 2の主な特徴は、

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Contents
DJI Neo 2の概要DJI Neo 2の概要:① 向上した画質DJI Neo 2の概要:② 安全性の向上DJI Neo 2の概要:③ 強化された飛行性能と機能DJI Neo 2の概要:④ 多彩な操作スタイルDJI Neo 2 の各部チェックまとめ:DJI Neo 2は高性能なフォローショットに最適なドローン
  1. 向上した画質(1/2インチセンサ・2軸ジンバル・4K60fpsおよび4K100fps)
  2. 強化された飛行性能と機能(高速トラッキング・ジェスチャーコントロール)
  3. 多彩な操作スタイル(機体単体・スマホ・プロポ・FPV)
  4. 安全性の向上(全方位障害物検知)

の4点です。約17cm / 160gの超小型ドローンとは思えない高性能を備えています。

DJI Neo 2の概要:① 向上した画質

DJI Neo 2は二軸ジンバル(上下とロール軸回転)に支えられた1/2インチセンサーのカメラを搭載しています。もちろん、デジタルブレ補正機能も搭載していますので、高画質かつ安定した空撮映像を撮影することができます。

DJI Neo 2
二軸ジンバルになったので機体が横に傾いてもカメラを水平に維持できる

おどろいたのは、センサーサイズが初代Neoと同じ1/2インチとなっているにも関わらず、画質が劇的に向上していることです。このレベルの高画質撮影ができるならば、普通に空撮も楽しめそうです。また、4K100fpsのスロー映像撮影にも対応(初代Neoは4K30fpsまで)したので、激しい動きや速い動きの被写体の撮影でも活用できそうです。

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DJI Neo 2のセンサーは初代Neoと同じ1/2ながら最大ビットレートが80Mbps(初代Neoは75Mbsp、1秒間あたりのデータ量を表す数値なので大きいほど高画質)に向上の効果(おそらくそれ以上になにか機能UPしている気がします)でかなり高画質
高画質な撮影機能を活かせば通常の空撮も楽しい。小さな機体サイズを活かして狭いところをすり抜けることもできる

初代Neoは飛行を楽しむためのガジェット…という筆者の認識だったのですが、Neo 2は普通に空撮も楽しめる超小型高性能ドローンへ進化しています。DJI機ならではの電波干渉への耐性や飛行時間の長さ(約19分)も考えると、カバンに潜ませてお出かけ&手軽に空撮したいツールです。

DJI Neo 2の概要:② 安全性の向上

ついに超小型ドローンDJI Neo 2にも全方位障害物検知機能が搭載されました。初代Neoには障害物検知機能がなかったので、トラッキングやクイックショットの撮影時には障害物に接触しないかドキドキしながらの撮影だったのですが、DJI Neo 2は障害物を回避しながらトラッキングし、障害物に接触しない範囲でクイックショットを実施します。

DJI Neo 2
機体後部上面に装備された単眼ビジョンシステム。魚眼レンズになっていて主に機体上面の障害物を監視する
DJI Neo 2
機体後部底面にも単眼ビジョンシステムを装備。加えて極小の赤外線センサー(ビジョンシステムの下部にある2つの小さな黒い丸)が0.3〜8mの底面距離を監視している
DJI Neo 2
前方にはDJI機に標準装備となったLiDARセンサー(レーザーで障害物を検知するシステム)がある

DJI Neo 2の概要:③ 強化された飛行性能と機能

DJI セルフィードローンでおなじみの自動撮影機能「クイックショット」はもちろん、今回のDJI Neo 2ではさまざまなトラッキングモードや撮影機能が追加されました。そしてなにより、トラッキング速度が最大12m/s まで上がった(初代Neoは8m/s)ことと、全方位障害物検知機能が加わったことで安全かつスピーディなトラッキングも可能になっています。

DJI Neo 2
クイックショットはバリエーションが増えたほか、機体位置の設定などもコントロールできる

トラッキングモードに「スキー」や「サイクリング」も加わっているので、さまざまなシーンでトラッキングを活用したセルフィーが楽しめそうです(ただし、飛行場所や方法によっては国土交通省へ飛行許可承認申請と補助者等による撮影エリアの第三者立ち入り管理措置が必要になりますのでご注意ください)。

サンプル被写体がおじさんで映えないが自動飛行「ドローニー」。高度や距離を設定変更することもできる
フォローモードによるトラッキング。障害物検知センサーが周辺の壁やドアを検知して衝突しないように飛行経路を自動で選択する。かなり激しく動いたにも関わらず衝突したり被写体を見失ったりすることはなかった

しかも、トラッキング利用時には、スマートフォンやプロポ(コントローラー)を使わなくても、手のひらの動き(ジェスチャー)で機体の高度や位置を調整できる「ジェスチャーコントロール機能」も搭載されました。ちょっとした画角の調整にはとても便利な機能です。

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手のひらを認識して上下左右に移動する。両手のひらを左右に開くように動かすと距離が離れ、逆に両手のひらを左右に広げた状態から閉じていくと距離が近づいてくる

障害物を避けながら激しい動きにも対応するDJI Neo 2のトラッキング機能はほかのセルフィー系ドローンにはない新しい機能。筆者も正直なところそれほどとは思っていなかったのですが、小さいドローンが障害物に接触することなく被写体に追従してくるこのスゴさはぜひみなさんにも体験してもらいたい機能です。

DJI Neo 2の概要:④ 多彩な操作スタイル

Neoシリーズの特徴といえば、さまざまな操作スタイルに対応しているところです。新型DJI Neo 2でも、機体単体・スマートフォン接続・プロポ(コントローラー)接続・FPVゴーグル(DJI Goggles 3 / Goggles N3)接続に対応しています。特にFPVゴーグルに接続して飛行するとカーブ飛行時にあえて臨場感のある水平が傾いた映像を撮影することができ、操縦をしていてもとても楽しい体験をすることができます。操縦もスティック型のDJI Motion 3を使えば直感的に飛行させることができるので初心者でも楽しめますし、FPV上級者の方はDJI FPV送信機を接続すればマニュアル飛行も可能です。

DJI Neo 2
DJI Goggle N3とMotion 3コントローラーを組み合わせれば手軽にFPV撮影・飛行を楽しむことができる
Motion 3コントローラーを接続し、低速飛行の「初心者モード」でFPV飛行を楽しむ。フロアを越えて飛行もさせたがギリギリ電波も届いていた
※ところどころ尺の関係で早送りしていますが編集でブレ補正は入れていません

DJI RC-N3プロポを使って飛行させれば空撮機として水平が安定した映像が撮影でき、FPVゴーグルを接続すれば水平が傾いた臨場感のある映像が撮影できるという、1粒で2度、3度おいしいドローンがNeoシリーズの特徴となっています。

DJI Neo 2 の各部チェック

では、DJI Neo 2の細部を見ていきたいと思います。

DJI Neo 2
DJI Neo 2 Fly Moreコンボセットのパッケージ同梱物。3本同時充電可能なバッテリー充電ハブも付属する
DJI Neo 2
DJI Neo 2を上から見たアングル。360°プロペラガードでプロペラを保護した基本的なデザインは初代Neoを踏襲している
DJI Neo 2
ティザーサイトにも登場した特徴的なプロペラのデザイン
DJI Neo 2
機体正面左側には選択されたクイックショットやその設定が表示される。設定(距離・高度や撮影方法)が表示されるのはとても便利
DJI Neo 2
機体側面にはクイックショットのモードを変更したり飛行開始したりするボタンがある。そのため、スマホに接続しなくても機体単体でモード変更や撮影が可能だ
DJI Neo 2
機体後部に接続されたデジタルトランシーバー。これによってRC-N3プロポやRC Motion 3、Goggles N3、Goggle 3などに接続可能となる。機体単体やスマホ接続では必要ないがWifi接続になるため電波伝送距離が短くなる
DJI Neo 2
デジタルトランシーバーの下部に充電やPC接続用のUSB-C端子がある
DJI Neo 2
DJI Neo 2と初代Neoとの比較。DJI Neo 2はひとまわり大きくなった
DJI Neo 2
重量はデジタルトランシーバー込みで160g。初代Neoが135gなので少しだけ重くなっている(デジタルトランシーバーを外すと151g)
DJI Neo 2
45W以上の充電器で最大3本同時充電可能(65Wで約68分で0%⇒100%充電)なバッテリー充電ハブ。30〜45W未満の充電器でも2本同時充電ができる
DJI Neo 2
おなじみのDJI RC-N3プロポ。スマホを接続して機体からの映像を見ながら飛行・空撮ができる(モニターを見ながらの飛行は「特定飛行」にあたるため国土交通省の飛行許可承認が必要となります)

まとめ:DJI Neo 2は高性能なフォローショットに最適なドローン

初代Neoは正直なところ画質には妥協しつつも"初心者に優しいセルフィードローン"というイメージでしたが、新型DJI Neo 2はさらに初心者に優しく、高性能なフォローショットに最適なドローンに進化しました。

また、DJIにラインナップされている小型ドローンはほかにも「Mini 5 Pro」や「Flip」があります。どれを購入するか悩ましいところですが、筆者個人的なおすすめは…

[A]純粋に高画質な空撮を楽しみたい!…DJI Mini 5 Pro

[B]空撮もフォローショットも楽しみたい…DJI Flip

[C]ドローンが初めてでフォローショットを楽しみたい…DJI Neo 2

というところでしょうか。とはいえ、DJI Neo 2の高画質なカメラや多彩な操縦スタイルは空撮やFPVを楽しみたい人にもマッチングしますので、ぜひ手にとって見てください。

製品 DJI Neo 2 DJI Mini 5 Pro DJI Flip
大きさ 167×171×54 mm
(長さ×幅×高さ)
※デジタルトランシーバー装着時
304×380×91 mm
(長さ×幅×高さ)
233×280×79 mm
(長さ×幅×高さ)
画質 1/2インチのイメージセンサー、12MP有効画素数、最大4K/60fpsおよび4K/100fpsの動画撮影 1インチ CMOS、50MP有効画素数、最大4K/60fps HDR および 4K/120fpsの動画撮影 1/1.3インチ CMOS、48MP 有効画素数
、4K/60fps HDRおよび4K/100fpsの動画撮影
安全性 全方向障害物検知 1ルクスの夜景撮影でも全方向障害物検知対応
前向きLiDAR
15ルクスの環境下で前方/下方
前方は3D 赤外線検知システム
特別機能 全面保護プロペラガード;手のひらから離着陸&スクリーン内蔵;SelfieShot機能;ジェスチャー操作;FPV飛行対応 縦向き撮影
225°柔軟なジンバル回転
アップグレードしたActiveTrack 360°
折りたたみ式アーム&全面保護プロペラガード
リモコンを使わずにクイック撮影
飛行速度 8 m/s (ノーマルモード)、
12 m/s (スポーツモード)、
16 m/s (マニュアルモード)
19 m/s (スポーツモード)
15 m/s (ノーマルモード)
12 m/s (スポーツモード)
8 m/s (ノーマルモード)
伝送距離 6 km 10 km 8 km
飛行時間 19分 インテリジェントフライトバッテリー: 36分
インテリジェントフライトバッテリー Plus: 52分
31分

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masuko 2025年11月13日
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