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コラム田路昌也

Vol.24 DJI OM5、スマートフォンの進化を後押しする手に入れたいジンバル[田路昌也の中国・香港ドローン便り]

2021年9月24日

DJIから9月8日、久しぶりに新製品が発表されました。それが今回のコラムで紹介するスマートフォン・ジンバル DJI OM5です。今回は私の気になった部分やなぜ購入に至ったのかといった点についてお話します。

Contents
DJI OM5とOM4比較写真DJI OM5の印象これからのOM5に期待することおまけ営業していた頃のDJI旗艦店DJI閉店後

旧モデルOM4からちょうど1年での発売となった新モデルは、コンパクトでかつシンプルなデザインになっています。

DJI OM5とOM4比較写真

Vol.23 DJI OM5レビュー
左:DJI OM5 右:DJI OM4

更に比較のためにそれぞれのサイズと重量を記載します。
写真からも分かる通り小型化し重量も25%軽くなったのは好印象です。

OM5 OM4
展開時 264.5×111.1×92.3mm 276×119.6×103.6mm
折りたたみ時 174.7×74.6×37mm 163×99.5×46.5mm
重量 290g 390g

そしてなんといってもこのOM5を特徴付けるのは延長ロッドです。

215mm伸ばせると聞くと短く感じますが、使ってみると撮影の幅がグンと広がることがわかります。

もう一点、ロッド先端にあるヒンジが90度曲がることで、チルト方向の可動域の狭さをカバーしてくれます。

次に機能面ではこれまでのActive Track3.0が4.0に進化しています。
同じDJIから発売されているドローンDJI Air2Sに搭載されているのもActive Track4.0なので機能やスペックは同じものかもしれません。

DJI OM5の印象

これまで本コラムで紹介したOsmo PocketやOsmo Actionの本体液晶は小さく、わたしが老眼というのはあるにしても撮影時に画角は確認できてもジャスピンかはわかりません。

対するOM5は、例えばiPhone12Pro Maxを使うことで撮影対象の画角はもちろん、
色味やピントまで把握可能、更に操作メニューも大きく表示できることで撮影を圧倒的に容易にしてくれます。

ただマイナス点としてはシステム全体の重さやジョイスティックによるチルト可動域が狭いことです。

可動域に関しては、強制的に上下を向けることで対応できるのですが、操作時に戸惑うことがありました。

これからのOM5に期待すること

今回OM5を購入したのはiPhoneを始めとするスマートフォンの動画性能が進化しているからです。

ポケットから最新スマートフォンを取り出して撮影すると驚くほど動画品質が優れていることに気付かされます。

去年発売されたiPhone12 ProにApple ProRAWが搭載されたことやPro Maxの標準カメラに搭載されたセンサーシフト手ブレ補正のお陰で静止画品質がそれ以前のモデルに比べて格段に向上しました。
そして2021年9月15日に発表されたiPhone13 Proシリーズでは更に動画性能の向上に注力し、

  • シネマティックモード
  • ビデオコーデックProResの導入

の2つの機能が搭載されます。

スマートフォンカメラが性能向上したことでコンパクトデジカメが売れなくなったといわれます。

iPhone13の発表を見て、次は動画カメラの置き換えが始まると感じました。もちろんフルサイズセンサーのカメラが置き換えられるとは思いません。

しかし上述したDJI PocketやGoProなどのアクションカメラはどうでしょうか。

マリンスポーツやウインタースポーツでは堅牢性や防水性が問われることから置き換えは簡単ではありませんが、日常シーンやVlog撮影用途では、スマートフォンで十分だと思うユーザがこれからますます増えると予想します。

ただし一般ユーザーの撮影した映像は「手ブレ、画面向きの急激な変化、水平維持できていない」といった原因で視聴に耐えられないことが多々あります。
今回紹介したDJI OM5はそれらを解決しスマートフォンユーザーの動画品質をぐっと向上させてくれるでしょう。

機会があればiPhone13シリーズの進化やOM5を使ったサンプル動画などを紹介しようと思います。

おまけ

営業していた頃のDJI旗艦店

Vol.23 DJI OM5レビュー

2021年8月中旬DJI香港旗艦店がクローズしました。
過去のコラムでも書きましたが、一昨年の香港デモ騒動以降、DJI香港ではドローン製品の販売が停止されており、
それが今回の閉店に影響したのではないかと想像します。

DJI閉店後

Vol.23 DJI OM5レビュー

旗艦店は香港最大の繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)の最新ビルのグランドフロアから3フロアを専有、
同じビルの上階には香港日本人クラブがありクラブのレストランで食事をしたあとには必ず立ち寄って製品に触れたり、購入したりと便利だっただけに、
無くなるのは不便ということもありますが、それよりも寂しさを感じます。

店長さん、営業スタッフ、サポートスタッフには長きに亘って丁寧にサポートしてもらっていただけに本当に残念です。
しかもここは持ち込み修理ができていたこともあり、今後はメンテナンス面で相当不便になることを覚悟しています。

TAGGED: 田路昌也の中国・香港ドローン便り
kumagai 2021年9月24日
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