女子大生、ドローンに触れる
いまや、気軽に飛ばせるトイドローンの種類がどんどん増えています。それぞれ機体の大きさや性能など様々です。数年前に比べてトイドローンでも高性能で簡単に安定した飛行可能だと聞きます。私は今回憧れのドローンに触れる機会を編集部にいただきました。ここぞとばかりに早速挑戦することにしました!武田くみ子と申します!ドローン経験はゼロ。ただただ今はやりのドローンに興味がありいつかはと思っていた次第です!
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いつかはDJIのMavic Airなどのドローンを飛ばしたいところですが、ドローン許可申請も必要になり煩雑で、一女子大学生にとっては、趣味ではなかなか手が出せません!そこでまずはトイドローンと呼ばれる200以下の簡単に飛行できるドローンでまずは始めてみようと思います。今回は、ドローン初心者でも安定した飛行ができ空撮も楽しめる機体 UdiR/C社製 U31Wを紹介します。
◼︎広角120°ワイドレンズ
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トイドローンの空撮映像と言われると、解像度が低くさらにGPSやセンサー類もなく飛行が安定していないため、見ていることが厳しい映像がイメージされます。しかし、U31Wは、気圧センサーが付いており離陸後、一定の高さまで上昇しホバリングをするため、水平の移動に集中ができ安定した飛行が可能です。画質も1280p×720p、20fps映像ビットレートは4198kbps。トイドローンには珍しい高画質になっています。
◼︎製品紹介
U31Wに同梱されているのは、説明書、本体、送信機、専用バッテリー、予備プロペラ、取り付け工具、充電用専用ケーブル、USBリーダー、microSD 8GB。
説明書はしっかりと日本語の説明書が付属されているので心配は不要です。購入後は送信機に使用する単三電池を4本用意するだけで飛行が可能になります。ちなみに、USBリーダー、microSD 8GBが同梱されているのはかなり良心的で、このような機体はなかなか見かけないのではないでしょうか。
◼︎基本スペック
■飛行性能
重さ | 85g |
最長飛行時間 | 7分 |
Wifi通信距離 | 30m |
リモコン帯域 | 2.4GHz |
通信距離 | 40m |
リモコン電池 | 単三電池×4本 |
モーターサイズ | 8520 |
本体サイズ | 183×198×43mm |
センサー | 6軸(ジャイロ、加速度)、高度(気圧) |
■カメラ性能
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対角画角(FOV) | 120° |
絞り値 | F2.0 |
ビデオ解像度 | 720p@30fps |
ビットレート | 30Mbps |
ファイルシステム | FAT32 |
ライブビュー画質 | 720p@20fps |
■バッテリー性能
容量 | 350mAh |
出力電圧 | 7.4V |
重さ | 29g |
充電時間 | 75分 |
充電電圧 | 5V |
充電電流 | 約400mA |
◼︎操縦方法
U31Wはライブビュー機能を利用しての操作と本体操作が可能です。ライブビュー機能とは、専用アプリ「Flyingse」をインストールし、飛行前にドローンとWiFi接続をすることで、飛行中に撮影している映像をリアルタイムで確認できる機能です。タイムラグは微妙にありますが気にならない程度です。
離陸方法は2種類あり、ペアリング後、両方のスティックを内側45°に押し込むとアイドリング状態になり、その後スティックを倒し上昇させます。または、ペアリング後、送信機の右下のボタンを押すと約1.2Mまで上昇し、その高さでホバリングをします。右下のボタンは、ワンボタンで離陸と着陸が可能になっているボタンです。さらに、送信機の裏H/Lボタンで低速・中速・高速のモード切り替えが可能です。徐々に操作に慣れてきたら、高速モードに切り替え、スピード感ある映像を撮影することが出来ます。
離陸後は、気圧センサーがあるため、初心者でもかなり操縦し易く安定した空撮ができます。ただ、操縦モードはモード2になるので注意が必要です。
◼︎まとめ
U31Wは、専用アプリを使用すると写真・動画の撮影はもちろん、VRモードや指定軌道飛行などが対応可能になり、初心者でも経験者でも楽しめるかなり機能の揃った機体です。デザイン性も高く、送信機はトイドローンではあまり見ないツインアンテナ、携帯ホルダーも内臓されています。機能を理解すると遊び方を幾通りも考えられ大人が夢中になれる機体です。
そういったところからか、ユーザーからの評価が高く、Amazonの売れ筋ランキング1位(2018年1月現在)を記録しています。ドローンの飛行経験ありなしに関係なく、気軽に手に取っていただきたいオススメの機体です。
txt:武田くみ子