映画の世界になくてはならない無人ヘリコプターのデザイン・生産分野で世界トップであり、プロフェッショナルドローン映像サービスの先駆者であるFLYING-CAM社は30周年記念を迎えた。
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今回、アメリカのデンバーにて開催されたXponential2018では、最新製品のthe DISCOVERYを初公開した。
DISCOVERYは、これまでの製品の中でも一番大きく全長約3M、ペイロード30Kgで1時間の飛行が可能だ(通常は10Kgで1時間半の飛行が標準であるという)。またオートパイロットも強化されより安全さも向上したという。これまで「ハリーポッター」、「007」など多くの映画作品の空撮を手がけてきたFLYING-CAMが満を持して送り出したといえよう。
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同社の設立者兼CEOであるEmmanuel Previnaire氏によれば、オスカー賞を2回、エミー賞を1回受賞したFLYING-CAM社は、
プロフェッショナルなアプローチで常に最高のものを求めてきた。一般的な飛行関係の知識と技術を用い、今後も我がエンジニア達を頂点に立たせ続ける。それが今回のthe DISCOVERYにも現れているでしょう
映画がフィルムからデジタルへ進化してもその時代に合わせてFLYING-CAMは進化を遂げてきた。2014年のオスカー科学&エンジニア賞は、Flying-Cam社が開発したSARAHが受賞した。今後のロボットに遅れをとらない製品だ。
引用によれば、「他に例を見ないほどの精巧さを持つFlying-CamのSARAHは、標準サイズのヘリコプターやケーブルシステム、これまでのカメラサポートでバイスではできなかった飛行が可能」である。驚くほど優れた有効搭載量と耐久性により、Flying-Camの無人ヘリコプターは、低高度・高高度、強風、異常気温、難しい地形においても、比類ない安定性と方向転換性を持つ。その歴史は新製品に受け継がれている。
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当時映像業界を席巻したFlying-Cam 1
飛行規則を厳格に守り、30年間、76カ国以上で1000以上のプロジェクトを行ってきたFLYING-CAM社は、現在「Super Drones」であるSARAH、そして今回公開されたDISCOVERYを展開している。プラットフォームの品質に合うよう、入念に選出された最先端のセンサーが統合されている。エンターテイメント産業、国の安全保障、高精度遠隔探知等、様々な分野に対応している。
19881年にベルギーのリエージュで設立されてから、FLYING-CAM社は今日香港とロサンゼルスにも拠点を置いている。そして今年2018年中国にも拠点を置いた。映画を中心にエンターテイメント産業にはなくてはならないFLYING-CAM社の勢いは止まらない。