株式会社システムファイブは2026年3月31日、DJIの統合型ドローン運用管理プラットフォーム「DJI FlightHub 2」のオンプレミス版およびAIO版の取り扱いを開始したと発表した。AIO版については実機検証動画も公開し、ローカル環境でDJI Dock 3を運用するイメージを紹介している。
クラウド利用が前提の運用管理基盤は、セキュリティ要件やネットワーク要件の都合で採用が難しい現場もある。FlightHub 2のオンプレミス版とAIO版は、データの保管先や運用環境を自社内で管理したいニーズに向けた選択肢となる。
システムファイブによると、同社はDJI認定の「FlightHub 2 On-Premises Version Delivery Engineer Certification」を保有する国内唯一のディストリビューター。自社および全国のパートナーに同資格保有スタッフが在籍し、導入前相談から運用イメージの提示まで一貫して対応できるとしている。
DJI FlightHub 2は、飛行計画、機体管理、遠隔運用、データ管理などを一元化するドローン運用管理プラットフォーム。パブリック版はクラウド環境で利用する方式で、中国本土以外のユーザーのデータはAWSの米国バージニア州またはドイツ・フランクフルトのサーバーに保存される。

オンプレミス版は、パブリック版と同等の機能を安全なローカル環境で提供する構成で、データの保管先や運用環境を自社内で管理したい用途を想定する。官公庁、自治体、大手企業、研究機関、警備分野など、セキュリティ要件の高い現場での活用を見込む一方、導入先には高いサーバー要件が求められ、構築・導入コストが高くなりやすい側面があるという。

AIO版はAll-In-Oneの略称で、FlightHub 2オンプレミス版のサーバーおよびソフトウェアをインストール済みの専用端末PCとして提供される。ハードウェアとソフトウェアを一体化することで、オンプレミス版をよりスムーズに運用開始しやすい点を特長とし、開封後すぐに利用できるほか、導入・展開コストを抑えられるとしている。

同社はこのほか、DJI FlightHub 2の基本機能や活用方法、対応機種、新機能などの解説コンテンツを公開している。
https://dji-info.system5.jp/blogs/enterprise/dji-flighthub-2-thorough-explanation