もはや、プログラミングはイチから作るのではなく、AIである程度(もしくは全部)作ってしまってから調整を加える…ということが普通になってきている。AIを使いこなし創造性や効率化を高めること…そのようなスキルこそが必要とされる中、ドローンのプログラミング×AIというありそうでなかったプログラミングアプリ「DRONE STAR プログラミングAI」が登場した。今回はこの「DRONE STAR プログラミングAI」アプリと対応機体「DRONE STAR PARTY」を紹介する。
DRONE STAR プログラミング AI の特徴
子どもから大人まで楽しめる「DRONE STAR」シリーズ
「DRONE STAR」は2016年に誕生した“楽しみながら学ぶ”をコンセプトにしたミニドローンやアプリケーションのシリーズである。今回リリースされた「DRONE STAR プログラミングAI」は、プログラミング対応のミニドローン「DRONE STAR PARTY」と組み合わせて“楽しみながら学ぶ”ことができる。

DRONE STAR PARTYは、これまでもアプリと組み合わせて操縦飛行や操縦を楽しむゲームができるほか、プログラミングで飛行させることができた。プログラミングは文字(コード)を打ち込む代わりに、命令が書かれた「ブロック」をパズルのように組み合わせてプログラムを作る“ブロックプログラミング”で実行できるため、プログラミングの「考え方(論理的思考)」を学ぶのに最適で、小中高の教育現場やイベント、大人の入門研修用としても広く活用されている。

AIの活用方法とプログラミングの考え方を学ぶことができる
そのようなDRONE STAR PARTYのプログラミングにAIをかけ合わせたのが「DRONE STAR プログラミングAI」である。いまやAIは子どもたちにとっても身近なツールとなっており、中学生においては親よりも利用率が高いというデータもあるくらいだ。そのAIの活用方法とプログラミングの考え方を楽しみながら身につけることができるのが「DRONE STAR プログラミングAI」の特徴となっている。
プログラミング方法はふたつあり、ひとつは今までどおりプログラミングブロックを組み合わせてプログラムを作る方法。もうひとつは、今回の新機能となるAIに飛行イメージの指示を出してプログラミングブロックの組み合わせを作ってもらう方法である。例えば、AIに「うさぎの動きを表現して」と頼めば、AIがプログラミングブロックを組み合わせてウサギの動きを模した飛行プログラムを作成してくる…という仕組みとなっている。
AIが組んだプログラムはそのまま飛ばして遊んでもよいし、飛行を検証して納得いかないところを自分好みにブラッシュアップしていくのも楽しみ方(学び方)のひとつである。AIが組んだプログラムは、シンプルな時系列のプログラムから「繰り返し」させるもの、「条件分岐」や「乱数」を使用したものなどさまざまだ。
AIにプログラミングさせると、どのような動きのときにどのようなプログラムを組めばよいのかを知る意味でとても学びになるし、そもそも、自分のイメージした飛行プログラムをAIに作らせるにはどのような指示(プロンプト)をAIに出せばよいか…というAIを使いこなす練習にもなる。そして、何よりすぐに飛行させながら学んでいくことができるので楽しい。
「DRONE STAR プログラミングAI」アプリの使い方
アプリの使い方はとても簡単だ。自分でプログラムを作成するなら、プログラム作成画面の右側に並んでいるプログラミングブロックを繋げていくだけでいい。
AIにプログラムを作ってもらう場合には、画面下にある入力窓に指示(プロンプト)を入れ「AIに頼む」をタップすれば、AIが少し考えた後、プログラムを自動で作成してくれる(要インターネット接続)。
プログラムができたら、DRONE STAR PARTYとタブレット(スマートフォン)をWifiで接続し、アプリ画面右上の「飛行させる」をタップすれば飛行が始まる。おもしろいのは、アプリ内に撮影機能があり、機体の実際の飛行のようすとプログラムの実行状況を照らし合わせて見ることができることだ。プログラミングブロックと実際のDRONE STAR PARTYの動きをくらべながらプログラムの意味を確かめたり、プログラムが思い通りうまくいったところやうまくいかなかったところを検証したりすることができる。

※AIの利用には「AIチケット」が必要になる(毎日5枚がもらえます/有効期限1日)
※「AIチケット」は購入することもできる
- PROプラン:月額 税込950円(毎月300枚付与 / 有効期限1か月)※年払いで割引あり
- MAXプラン:月額 税込2,450円(毎月1,000枚付与 / 有効期限1か月)※年払いで割引あり
- AIチケット追加購入:50枚 税込600円 / 100枚 税込1,000円 / 300枚2,000円(税込)
DRONE STAR プログラミング AIで遊んでみる
では、実際にDRONE STAR PARTYを「DRONE STAR プログラミングAI」アプリで遊んでみたいと思う。自由にAIに指示を出すことはできるが、初めてなのでまずは「AIに頼む」の指示入力欄の「うさぎの動きを表現して」をタップしてみた。すると、AIが考えてうさぎの動きを表現する飛行プログラムを組んでくれる。

AIがプログラムを組んでくれたのだが、原稿を作成している部屋の広さの関係上、前進が100cmだとすぐに窓までたどり着いてしまうので、「100cm前進」のブロックの前進距離を短く変更して飛行をしたいと思う。数値はタップすることで変更できるので、下記のように30cmに変更する。

前進を30cmに変更し、実際の飛行は下記のような動きになった。うさぎが飛び跳ねるようにDRONE STAR PARTYが上昇・下降を繰り返しながら少しずつ前進する。
さて、ここでさらにうさぎの動きを少し変更したいと思う。「うさぎの動きを表現して」とAIに指示を出したのだが、動きが少しシンプルでもう少し複雑な動きをさせてみたい!と感じたので、AIへの指示を「二日酔いのうさぎの動きを表現して」と変更して再度プログラムを作ってもらった。

こちらも実際に飛ばしてみよう。確かに酔っ払ったような動きをしている。
しかし、飛ばしてみて気づいたのだが、“二日酔いのうさぎ”と言いつつも跳ねる動きがないのでうさぎではないと感じ、ふらつきつつも上昇・下降を繰り返するようプログラムを自分で追加してみた。

だいぶいい感じになってきたものの、もっと酔っ払った感じを出したかったので、改めてAIに「二日酔いでフラフラになったウサギの動きを表現して」とより具体的な指示を出してプログラムを組んでもらったのが下記である。今度はAIが「繰り返し」のプログラムに加えてランダムな数値を自動で設定する「乱数」が入ったプログラムを組んでくれた。

プログラミング初心者の筆者にとっては、このプログラミングの「繰り返し」や「乱数」をどのように使ったらよいのか始めはわからなかったのだが、遊びながら飛ばしているときにAIが飛行プログラムとして「繰り返し」や「乱数」を使ったプログラムを組んでくれたので、「繰り返し」や「乱数」の使い方や考え方のイメージがわかってきた。イチから学んでいくことも必要だが、このようにAIを活用して飛ばしながらプログラミングの考え方や構造を逆引き的に学んでいくのも楽しい。
また、AIに対する指示も具体的にすればするほど自分のイメージに近い動きになっていくのも楽しかった。こんな指示を出したらどうだろう?こんな文言を加えたらどうだろう?…とAIの反応をどんどん試してみたくなった。こういった過程を通して、AIに対してどのような指示を出せばどのような答えを導くことができるのか、学ぶことができると感じた。
気づいたら楽しみながら学んでいた!
楽しみながらAIとプログラミングを学ぶことができる「DRONE STAR プログラミングAI」。実際に何度も飛ばしながらプログラミングをちょっとずつブラッシュアップしていると、時間を忘れて楽しんでしまった。勉強していた感覚はあまりないのだが、遊んでいたらプログラミングの組み方のパターンを覚えることができたので、これが“楽しみながら学ぶ”ということだ。
現在、AIチケットが300枚付属した「DRONE STAR プログラミング AI|機体・アプリ限定セット(AIチケット2,000円相当付き)」が60%OFFの税込9,800円数量限定発売中とのこと。これを機会に、お子さんや友人とぜひAIとプログラミングを楽しみながら学んでみてはいかがだろうか。