- Windchill+を活用し、排出ガスゼロで安全、快適、かつインクルーシブ(包括的)な旅客輸送を実現する「HOLON urban」を開発
- 手動プロセスをクラウドベースのPLMに置き換えることで、開発の加速、生産性の向上、チーム間の連携強化を実現し、5カ年の生産タイムライン達成を目指す
米 PTCは、12月、BENTELERグループの子会社であるHOLONが、自動車業界の要件に準拠した自律走行レベル4の電気自動車 (EV) の開発および市場投入を支援するために、PTCの製品ライフサイクル管理 (PLM) SaaSソリューションであるWindchill+を採用したことを発表した。
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HOLONは、インクルーシブかつ自律的で、持続可能なモビリティソリューションによって公共交通機関を再形成することに専念している。その最初の車両となる「HOLON urban」は、完全なバリアフリーな乗降車を提供し、最大15名の乗客を収容可能で、定期ルート、オンデマンドサービス、ライドプーリング(相乗り)、および貨物輸送向けに設計されている。
開発を支援するため、HOLONは柔軟な生産コンセプトを導入した。これにより、同一の組立ラインで複数の車両バリエーションを製造することが可能となり、効率性を向上させながら同社のサステナビリティ目標を推進する。
HOLONはWindchill+導入後6ヶ月で、手動や紙ベースのプロセスを最新のワークフローに置き換え、完全にデジタル化された製品開発環境を構築した。クラウドベースのPLMを通じて正確な製品情報にリアルタイムでアクセスできるため、チームはドイツと米国の開発センターおよび将来の製造拠点間で、より効率的に連携することができる。
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このデジタル基盤により、HOLONは「HOLON urban」のデザインから生産までの移行を、持続可能でインクルーシブなモビリティを大規模に実現するという5カ年ビジョンの達成に必要なスピードと俊敏性を持って進めることが可能になる。
HOLON チーフ・セールス・オフィサー スヴェン・ヘルツィヒ博士のコメント
「BENTELERの約150年にわたる自動車に関する専門知識を基盤として、HOLONは人々と地球に明確な焦点を当てた次世代のOEMへと進化しています。Windchill+の本稼働は、HOLON urbanの開発における重要なマイルストーンであり、世界中のコミュニティのためにモビリティを再定義するEV車両を提供するという、私たちのコミットメントを反映しています。」
PTC チーフ・レベニュー・オフィサー ロバート・ダーダのコメント
「自動車がますます電動化、コネクテッド化、自律化、そしてソフトウェア定義化(SDV)されていく中で、自動車メーカーは極めて重要な局面を迎えています。Windchill+により、HOLONはその複雑さを管理し、公共モビリティを変革するというビジョンの実現に向けて推進するための基盤を手に入れました。」
Windchill+およびその他のポートフォリオを通じて、PTCは「インテリジェント・プロダクト・ライフサイクル」のビジョンを実現している。これにより、製造業者や製品企業はエンジニアリングにおける製品データ基盤を構築し、そのデータの価値を企業全体に拡張することが可能になる。製品データ基盤を持つことで、HOLONのような企業は組織全体でのAI主導のトランスフォーメーションを加速させることもできる。
製品データの広範な活用は、高品質な製品の迅速な市場投入、製品の複雑性の管理向上、規制およびコンプライアンス基準への適合などを可能にする。