「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社は、アジア航測株式会社と共同で、「レベル3.5飛行※1の実証実験(以下:本実証)」を実施した。本実証は測量分野におけるレベル4飛行※2の実現に向けたものであり、当社は、運用体制の整理・ドローン飛行の技術的支援・レベル4飛行を実施する際の飛行エリアの選定を行った。
※1 レベル3.5飛行:無人地帯における、補助者なし目視外飛行。
※2 レベル4飛行:有人地帯における、補助者なし目視外飛行。


ドローン測量の現状と本実証に至った背景
本実証を通じて、目視外での飛行や、将来的なレベル4飛行に向けた技術・運用の有効性を確認し、点検・測量におけるドローン活用の可能性が一層広がることを示した。また、安全性と効率性を両立するためには、通信環境や飛行ルート設計におけるリスク評価など、事前の運用設計が不可欠であることが明らかとなり、今後の社会実装に向けた重要な知見を得る結果となった。
実証1
| 実証内容 |
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| 当社の支援 |
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| 実証結果 |
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実証2
| 実証内容 |
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| 当社の支援 |
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| 実証結果 |
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本実証における同社の強み
同社は、昨年度、内閣府が行ったドローンに関する調査事業※3にて、オンデマンド配送サービス実施に向けた調査・検証・分析を行うなど、レベル4飛行の運用に関する実績やノウハウを多く有している。本実証では、これまでの実績で培ったノウハウを活かすことで、飛行における安全対策、運用手法、飛行技術の各面において支援を行った。これにより、測量分野では事例の少ないレベル3.5飛行の実施が可能となり、3Dデータの取得にも成功している。
また、将来的なレベル4飛行に向けた調査も実施し、機体制御技術および運用手法がレベル4飛行においても有効であることを確認した。同社はドローンの飛行代行や技術検証の実施だけにとどまらず、運用手法や飛行技術の提供を含めた事業推進や体制構築など、多様なニーズに柔軟に対応することが可能なことから、測量分野におけるレベル4飛行に向けた運用体制のさらなる構築と実用化に継続して取り組んでいくという。
※3 内閣府の「先端的サービスの開発・構築及び規制・制度改革に関する調査事業」を完遂
今後の展望
測量を目的としたレベル4飛行が実現すれば、より多くのエリアで3Dモデル化が促進されるため、人材不足の解消や新たな業務の創出に加え、災害復興や老朽化するインフラの保全・レジリエンスの強化など地域の課題解決に繋がる。同社は、社会課題や産業課題の解決を目指し、サービス事業者およびユーザー企業、自治体などに対して、新規事業の立ち上げ、技術開発、実証対応、導入時のプロセス設計・構築・運用代行、内製化に向けた人材教育まで、あらゆるビジネスフェーズや課題に合わせたサービスを提供しており、ドローンを活用したデジタル技術の社会実装を目指して取り組んでいくという。