オフロード型自律走行AIロボット 「Adam（アダム）」を開発する輝翠株式会社は、2025年4月より正式に一般販売を開始したAdamについて、初回生産分を完売したことを発表した。
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Adamは、果樹園向けに開発された自律走行AIロボットで、重労働である収穫物や肥料、農業資材等の運搬作業を担うことで、農作業の負担軽減と効率化を実現する。2025年4月より販売を開始し、全国の農業法人や果樹生産者から多くの反響を得て、初回生産分はすべて完売となった。
さらに、農業分野における労働力不足の課題は日本国内にとどまらず、ヨーロッパ、オーストラリア、東南アジアなど海外からもAdamに対する関心が寄せられている。次回生産分の準備を進める中で、こうした世界的なニーズの高まりを受け、輝翠では販路拡大に向けた大量生産体制の整備を進めている。
同社では現在、次回生産に向けて組立・調整作業を行うアルバイトスタッフを新たに募集している。千葉県柏市内の製造拠点に勤務可能で、ものづくりやロボット開発に関心のある人、機械工学や製造工程に理解のある人を歓迎とのこと。
