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沖縄県久米島の実験環境で実施した実証では、圏外状況のauスマートフォンが地球低軌道に位置するStarlink衛星と直接通信し、SMS送受信ができることを確認した。
KDDIとSpaceXは、Starlinkとau通信網を活用することで、auスマートフォンが衛星と直接つながり、空が見える状況であれば圏外エリアでも通信ができるサービスを提供開始予定だ。
これまでどの国内通信事業者でも5Gや4G LTEでは提供が困難だった山間部や島しょ部を含む日本全土にauのエリアを拡張し、「空が見えれば、どこでもつながる」体験を実現していくとしている。
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なお、日本国内における衛星とスマートフォンの直接通信実現に向けた電波関連法令の整備に関し、他システムとの共用検討結果を入力するなど検討に必要な情報を提供し、技術的条件の策定に貢献した。また、本実証実験は実験試験局免許を取得して実施している。
Starlinkとスマートフォンの直接通信サービスについて
低軌道を使用する最先端の衛星群であるStarlinkは、直接通信サービスに対応した衛星を、軌道上へ展開開始しました。対応予定の通信事業者と連携しながら順次、空が見える場所でのSMS/音声通話/データ通信利用を可能としていくという。
直接通信サービスは、既存のスマートフォンで利用でき、専用機器やアプリダウンロードなどは不要だ。