三菱重工、防衛装備庁と「実機スケールのスクラムジェット燃焼試験を実施するための風洞装置基本設計」を契約

本件は、防衛装備庁千歳試験場に設置される実機スケールのスクラムジェット燃焼試験を実施するための極超音速燃焼風洞試験装置の基本設計を行うものである。　業態調査の実施時点において、設計・製造に必要な技術及び生産設備を有しているのは三菱重工機械システム株式会社のみであった。　当該技術及び生産設備を有している者が、他にいる場合がないとは言い切れないことから、「令和５年度「極超音速燃焼風洞試験装置（その１）」の契約希望者募集要領（防衛装備庁公示第１４３号。令和５年９月１５日）」により公募を実施したところ、応募があったのは三菱重工機械システム株式会社１社のみであり、該社から提出された資料を審査した結果、審査基準を満足するものであった。　上記の結果、本件の履行能力を有し、かつ、契約の意思を示した三菱重工機械システム株式会社と随意契約をするものである。（根拠法令：会計法第２９条の３第４項）