AZ-1000は、200mm/hの降水状態でも良好な運動性能を示したという。
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AZ-1000は、低燃費、無振動、高い動力性能を備えた高性能二輪エンジン技術をベースに、エンジン本体から4本の腕を伸ばし直動でローターにエネルギーを伝える「空飛ぶエンジン」という発想をもとに開発された大型ドローンだ。
特徴は、二輪車用エンジン技術を応用した小型・軽量・高出力の無人航空機専用エンジンであり、二軸二次バランサーを搭載することで低振動化を図るとともに、レイアウトに工夫を凝らしたトランスミッション設計により、高出力化と機体の小型化を同時に実現しているという。
AZ-1000仕様
機体形式 | クアッド型マルチコプター |
寸法 (プロペラ折り畳み時) |
高さ1,000×長さ3,020×幅2,860 mm (高さ1,000×長さ1,510×幅1,405mm) |
空虚重量(最大離陸重量) | 110kg(310kg未満) |
積載量+燃料重量 | 200kg以下 |
航続時間(積載量) | 6時間以上(積載量なし) |
2時間以上(積載量150kg) | |
燃料タンク容量 | 55L |
プロペラ | 可変ピッチ式・直径1,700mm×4 |
専用エンジン仕様
エンジン型式 | 水冷・4サイクル・直列4気筒・DOHC16バルブ |
最高出力 | 110kW(150PS) |
排気量 | 998cc |
燃料供給装置 | 電子制御フュエルインジェクションシステム |
特徴 | 2軸2次バランサーによる極低振動 |
機体のコンパクト化に貢献するギアレイアウト(特許出願中) |