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遠隔操縦貨物機のエンジニアリングと運航で知られるDronamicsは、そのドローン技術をAramexに提供し、中距離および長距離の即日配達を可能にする。AramexはUAEに本社を置き、ドバイ金融市場に上場している世界最大級の物流企業で、1982年に設立され、年間1億個の小包を輸送している。
DronamicsとAramexは、貨物ドローン配送市場に関する共通のビジョンを共有し、アラブ首長国連邦を皮切りに、南アフリカやオーストラリアを含む他の主要市場でも共同展開の機会を探っていくとしている。
この提携は、Dronamicsの戦略的投資家として戦略的開発基金(SDF)が推進する。エクスプレス物流と輸送の標準を設定することで知られるAramexが、Dronamicsが開発・運用する貨物ドローンソリューションをより大規模に提供することになるとしている。Dronamicsは、従来の輸送サービスと比較すると、最大80%速く、50%安く、60%CO2排出量の少ない貨物を提供することができるという。よってAramexが得意とするエクスプレス配送に適しているとした。
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同社の遠隔操縦機「Black Swan」は、着陸と離陸に400メートルしか必要とせず、従来の空港インフラがない、あるいは未整備の遠隔地やサービスが行き届いていない地域に到達するための実行可能なソリューションと言える。
Dronamics共同創業者兼CEOのSvilen Rangelov氏は、次のようにコメントしている。
Rangelov氏:我々は、Dronamicsの貨物ドローン技術を統合し、迅速で、費用対効果が高く、持続可能な即日配達の変革的メリットをグローバルな舞台にもたらすために、Aramexと協力できることをうれしく思います。
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また、Aramex最高執行責任者(エクスプレス・マネジメント担当)のAlaa Saoudi氏は、次のようにコメントしている。
Alaa Saoudi氏:我々は、Dronamics社と提携し、同社の貨物用ドローンの能力を我々の業務に活用できることをうれしく思います。これは、業務効率を高め、卓越した顧客体験を提供し、UAEとグローバル事業全体で二酸化炭素排出量を最小化するためにイノベーションを活用する当社の継続的な取り組みとよく合致しています。
AramexグローバルイノベーションディレクターのAngad Singh氏は、次のようにコメントしている。
Singh氏:Dronamicsとのパートナーシップは、当社のフューチャービークル・プログラムに新たな要素を加えるものです。2024年には、規制当局やイネイブラーの幅広いエコシステムと提携し、Dronamicsと試験飛行を行いたいと考えています。